食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

アルチンボルト

2017-06-03 06:45:39 | 日記
6月20日から3カ月間、東京上野の・国立西洋美術館で「 アルチンボルト展 」が開催されるようです。 アルチンボルト、この名前に馴染みのない方でも、「アルチンボルト」と検索され、彼の描いた絵をご覧になられれば、どこかで観たことのあるようなへんてこりんな人物画を目にされるでしょう。 画家には美しい顔と同じくらいに変な顔に面白み、興味を感じるタイプがいるのかもしれません。 アルチンボルトはまさに後者のタイプだったのではないかと勝手に思っております。 フルーツや植物を組み合わせて人の顔を組み立てる。 アルチンボルトが生きた時代、(1500年代)、あのような絵を描ける、描こうとする画家は皆無だったでしょうし、異質な存在であっただろうことは想像に難くありません。 僕の勝手な絵画論を吐き出すなら、キュビズムやフォービズムのような抽象絵画を遡上してゆくと、もしかしたら、アルチンボルト絵画にたどりつくのかもしれません。 適当なその場しのぎの書き込みですから、空吹く風と聞き流してください。 美術館の帰りは、現在「大統領」が外装工事中ですから、立ち飲み「たきおか」で一杯といったところでしょうか。 あしからず。