フランス革命からナポレオン登場までの時代、西欧では小国が乱立し、パワーバランスが失われておりました。 いつ何時、亡国の危機に瀕するかわからないような状態が各国、続いておりました。 オーストリア・ハプスブルク家の全権大使のような役を担ったカウニッツは、隣国プロシア(現、ドイツ)をけん制するために、大国フランスに接近します。 カウニッツは、当時のフランス王ルイ15世の愛妾であるポンパドール夫人の懐柔に成功しました。 そうなのです。 彼のセックスの技量が、結果的にハプスブルク家を救ったと言っても過言ではないのです。 単純に考えて、歴史の現象の背後には人間の欲望の巨大な、そして些細な構造が必然的に存在しています。 当たり前ですが、そこから分離して、単独で歴史現象が存在するわけではないのですね。 トランプ大統領がプーチン大統領に対して頭が上がらない(けむったい)大きな理由に、ド派手な女性関係をロシア当局に握られている、という情報、週刊誌ネタからではありますが、僕は信じております。 その真偽はいかに~ あしからず。