おやつと本とアートで綴るhirorinの思い出

おいしいもの・小さくて可愛いもの・アート・本が大好き。これからも健康に注意しながらおやつを食べ続けることを誓います。

看取り態勢に入りました

2025年01月10日 21時51分50秒 | 日々のこと

とうとう、夫が看取り態勢に入った。
ここへ至るまでのこと。もしかしたら誰かの参考になるかも?と思い書いてます。

6日(月)に主治医から「中心静脈栄養」を勧められる。要するに血管からはもう点滴ができず、液漏れなどで全身むくんでいるので、心臓に近いところ?にカテーテルを入れるらしい。主治医、やる気満々で右手に説明書、左手に同意書を持っている。でも、すぐにサインはしたらあかんので、「延命するつもりはないけれど、それで元に戻るのなら?息子と相談します」といったん保留にする。

それをやった介護経験のある友達に聞くと、「やめた方がいい。後が大変やねん。チューブつけてたらおむつも替えにくいし訪問看護利用しなあかん。それに点数使うから他のサービスが利用できなくなる。痰吸引は〇〇がしなあかんねんよ」と大反対。おまけに介護疲れで「介護暴力」するかもと言い出す。

7日(火)かかりつけ医にセカンドオピニオンを求める。「それは、栄養補給であって延命じゃないよ。僕でも勧めるね。それに体力つけたら、嚥下も元に戻って歩けるようになるかも」と。その後、ケアマネをしている身内に聞く。そういうパターンの人、利用者さんでも多いけど、医療メインの介護になるから専門施設へ入れるには〇十万とかかるらしい。夫の年金全部使えば入れるけれど、私の生活は?と考える。

8日(水)は「尊厳死協会」に相談。そこでも意識は、はっきりしてるし、入院生活も色々工夫してやっているので、カテーテルは外そうと思えばいつでも外せるからやってみなさい。主治医に「嚥下のリハビリできるか?その体力あるか?」の確認をするようにと。

地域包括にも相談。そこから、病院の退院支援員に連絡が行き「家族がどうするか悩んでいること」を主治医に伝えてもらった。私の意見としては「尊厳死協会」も勧めるから、もうこれはするつもり←反対するのは、木村守世さんくらい?

9日(木)は、嚥下の先生と主治医との面談。聞くと「それをしても回復の見込みはないこと。多分ベッド上の生活になること」と。で、私もう断りました。「本人も家族におむつ替えてもらうの嫌やて前から言うてたし、もうこのままで~」「転院も自宅に帰ることもできない状態なので、最後までこちらで診させてもらいます」とのこと。

急性期病院なのに看取りをしていただける。とうとう、昨日から点滴も外し、後は静かにその日を待つだけになりました。でも意識はあって、アマゾンで注文するものを私らに頼む。

アイスクリームを少しだけ唇に乗せるのはいいとのことなので今日も。

10日(金)雪の中、病院へ。意識が混濁しているのか「早くリハビリに行かなあかん」「昨日、二階の掃除したからしんどいわ」「二階に上がって寝るわ」「アマゾンできたものに名前書いといて」家やリハビリ施設と勘違いしている模様。アイスクリーム少し。

 

↑、息子が「お母さんどこにも行けないから可哀想」と言って買ってきてくれたんだけど。

中心静脈栄養をしたら、絶対に介護がのしかってくるだけにね。何が正解かわからないけど、決断をくださなければならないのは、しんどいところ。

コメント
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