この本のキャッチコピー「ああ、お願い、誰か、私に欲情して」がすさまじい。ご存知、浪費の女王、中村うさぎが、女としての価値を確認するためにデリヘル嬢になったノンフィクションです。
初めの部分は、爆笑ものなんですよ。ちょっと、ここでは書けないとこ多いけど、名前を「叶恭子」にして、デリヘル嬢としてのレクチャーを受けるあたりは。大爆笑。誰もいない事務所に私の大笑いの声が響きます。(監視カメラついてたら、間違いなくクビだね)
でも、ある意味分かる気もする。私は、別に欲情してもらわなくてもいいけど(誰もしないけど)結婚して子供もある程度大きくなれば、女性として見られなくなるというか。それは、一番近い夫からもそうです。
私が夫の横で着替えてたら、「向こう行って着替えてくれー」って。私が、「なんで、ムラムラするから?」と聞くと、夫は「違う、気持ち悪くてムカムカするから」と、こうなんですよ。
もう、全く女性として見てない。まあ、こっちも夫を男性としては、認識してないからお互い様ですけどね。
まだまだ、確認したいのです。自分は、女性なのかどうか。
こういうことを書くと、「やだー、hirorinさん、更年期障害じゃないの?年齢的にもそうだし」という声も上がるでしょうが、私は、断じて更年期障害では、ありません。ちゃんと、病院で検査してもらいました。
OKだそうです。キッパリby上大岡トメ
この本は、デリヘル嬢体験記の部分は少しで、あとは、セクハラ問題や女性の身の処し方、東電OL事件などです。
すぐに読めちゃいますよ。とにかく、あせりとあがきの47歳の私としては、中村うさぎさんは、同年齢だし(関西の大学出身だし)共感しちゃいました。(でも、デリヘル嬢は、無理です。まあ採用もされませんが)
コンビニで見つけた、可愛いおやつです。もも、一応確認中