おやつと本と絵で綴るhirorinの思い出

おいしいもの・小さくて可愛いもの・アート・本が大好き。これからも健康に注意しながらお菓子を食べ続けることを誓います。

「光琳を慕う 中村芳中」展 「気への形象 高橋秀」展

2014年06月09日 12時26分22秒 | 美術館・博物館

先日、雨も降らず曇りで少し風のある日に京都まで行ってきた。

まずは「中村芳中」展です。京都の細見美術館で。小さいけれどなかなかいい美術館です。
行ったのは、初めて。ここは伊藤若冲をよくやってるイメージが。

中村芳中は、尾形光琳を慕い「たらし込み」を駆使した絵を描き光琳風の画家として人気を集めたそう。
私は、NHKで紹介されて初めて知ったんだけど、ワンちゃんの絵には見覚えありました。

そのワンちゃんの絵のマグネット。

地デジ化の元祖?みたいな感じの鹿の絵。

ほのぼの・可愛い・ゆるいと形容されてるけどほんまにその通りやわ。動物も人もなんかゆっくりした可愛い感じ。

菊もデフォルメしたものが多く、菊はお饅頭を連想してしまう。

菊図扇面貼交屏風」という作品では、菊の花を胡粉を塗り固めたもので立体感?厚みを感じさせる表現で。思わず「はくせんこ」を連想してしまった。そしてその作品の所有者は「虎屋」←あの和菓子の「虎屋」です。

すごいわあ~この絵を虎屋所有かあと妙な感激。

近くのお店でお昼を食べる。冷たいお蕎麦を食べたかったけど、外でお腹痛くなったらあかんので温かいお蕎麦を。

揚げ餅蕎麦。支払いの時、消費税アップを実感。880円が950円になるから。やっぱり消費税上がってるやんって思ったわ。ずれてる?

みやこめっせで、工芸品を鑑賞して(無料やし広くてきれいやし)。

国立近代の「上村 松篁」を見ようかと迷ったけど。電車の中吊り広告の孔雀の羽の色がとてもきれいだったから。けど、結構あちこちで見てるし奈良の松柏美術館も行ってるし~

ここは私の選択肢にはほぼないであろう「高橋秀」展に。

綿キャンパスとアクリル絵の具となってるけど、立体感も厚みも光も感じる。

これなんて豪華。

カラフルなものも多くきれいな色だけど、私は黒や金・銀を使ったものが好き
漆芸にも感じるし、黒に金を散らしたものは日本画の「秋草なんとか」を連想させる。

帰り道に考えたけど、結局私の好きなものは「蒔絵」「漆芸」「琳派」かなあ。
最近は洋画より日本画のほうが好きだし、洋画でも日本画っぽいものが好き。

美術展も次から次に色々やってきて「あれも見たい、これも見たい」って思うけど、時間にもお金にも限りが(特にお金)あるので本当に自分の好きなものに絞って行くのもいいかも?

山科のスタバ、めちゃ混み。入れません→ロッテリアはガラ空きやったんでロッテリアに。
グリーンミントシェイク」ロッテのグリーンミントガムの味。これで120円ってすごい安い。びっくり。

京都では、「水無月」を買ったのだけど写真がどっかに~

本格的に暑くなるとお出かけは、無理。最低限しか出かけないし。今のうちに~

って昨日も帰り大雨に合い、ずぶぬれになりました。

 

コメント (14)
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