先日、雨も降らず曇りで少し風のある日に京都まで行ってきた。
まずは「中村芳中」展です。京都の細見美術館で。小さいけれどなかなかいい美術館です。
行ったのは、初めて。ここは伊藤若冲をよくやってるイメージが。
中村芳中は、尾形光琳を慕い「たらし込み」を駆使した絵を描き光琳風の画家として人気を集めたそう。
私は、NHKで紹介されて初めて知ったんだけど、ワンちゃんの絵には見覚えありました。
そのワンちゃんの絵のマグネット。
地デジ化の元祖?みたいな感じの鹿の絵。
ほのぼの・可愛い・ゆるいと形容されてるけどほんまにその通りやわ。動物も人もなんかゆっくりした可愛い感じ。
菊もデフォルメしたものが多く、菊はお饅頭を連想してしまう。
「菊図扇面貼交屏風」という作品では、菊の花を胡粉を塗り固めたもので立体感?厚みを感じさせる表現で。思わず「はくせんこ」を連想してしまった。そしてその作品の所有者は「虎屋」←あの和菓子の「虎屋」です。
すごいわあ~この絵を虎屋所有かあと妙な感激。
近くのお店でお昼を食べる。冷たいお蕎麦を食べたかったけど、外でお腹痛くなったらあかんので温かいお蕎麦を。
揚げ餅蕎麦。支払いの時、消費税アップを実感。880円が950円になるから。やっぱり消費税上がってるやんって思ったわ。ずれてる?
みやこめっせで、工芸品を鑑賞して(無料やし広くてきれいやし)。
国立近代の「上村 松篁」を見ようかと迷ったけど。電車の中吊り広告の孔雀の羽の色がとてもきれいだったから。けど、結構あちこちで見てるし奈良の松柏美術館も行ってるし~
ここは私の選択肢にはほぼないであろう「高橋秀」展に。
綿キャンパスとアクリル絵の具となってるけど、立体感も厚みも光も感じる。
これなんて豪華。
カラフルなものも多くきれいな色だけど、私は黒や金・銀を使ったものが好き。
漆芸にも感じるし、黒に金を散らしたものは日本画の「秋草なんとか」を連想させる。
帰り道に考えたけど、結局私の好きなものは「蒔絵」「漆芸」「琳派」かなあ。
最近は洋画より日本画のほうが好きだし、洋画でも日本画っぽいものが好き。
美術展も次から次に色々やってきて「あれも見たい、これも見たい」って思うけど、時間にもお金にも限りが(特にお金)あるので本当に自分の好きなものに絞って行くのもいいかも?
山科のスタバ、めちゃ混み。入れません→ロッテリアはガラ空きやったんでロッテリアに。
「グリーンミントシェイク」ロッテのグリーンミントガムの味。これで120円ってすごい安い。びっくり。
京都では、「水無月」を買ったのだけど写真がどっかに~
本格的に暑くなるとお出かけは、無理。最低限しか出かけないし。今のうちに~
って昨日も帰り大雨に合い、ずぶぬれになりました。