おやつと本とアートで綴るhirorinの思い出

おいしいもの・小さくて可愛いもの・アート・本が大好き。これからも健康に注意しながらおやつを食べ続けることを誓います。

大連三日目 憧れの~

2017年07月26日 19時28分02秒 | お出かけ

大連三日目は、満鉄が経営していたヤマトホテルへ~
ここ、行きたかったのよね~

二階の喫茶室になっているところ。夏目漱石も訪れているので、お写真が~

↑カバンがずり下がりまくり。

今は、国経営のホテルになっていて重要な会談も行われるそう。
案内してくれたのは、こちらのホテルの方。国家公務員だね。
日本語堪能で、「どこから来たの?」「大阪~」「ああ、暑いところね」って。

大阪というと「柄の悪いところね」と言うこともあるらしい。
すかさず、Bさん「本当、大阪の人恐いわあ~柄悪いし~」って。

いや、大阪府に超高級住宅地ありますけど。Bさんの居住地は、なかなかの山の中だからそんな風に思うのかしら?大阪人を敵に回したら恐いよ!

ヤマトホテルでは、ラストエンペラーの泊まった部屋や執務室も公開。もちろん、写真NGね。壁を触って、「ああ、この壁をラストエンペラーが触ったのかも?」と思うと感慨深いものが。

後、満鉄社員の結婚式の写真が飾られていて列席者の中には佐藤栄作元首相の若き日のお顔が。
溥儀が日本を訪れた時、昭和天皇と一緒に撮った写真も飾られている。

当時のホテルの備品の時計が28万円で売り出し。収益は、ホテルの耐震や保存費用に宛てられるそう。ツアーのおっちゃんが、20万円に値切って買ってはった。
ちゃんと、満鉄のマークが入ってる。

二代目の満鉄本社跡が大連市役所に。

次は、旅順へ。日露戦争最大の激戦地203高地。

203高地。下の丸い穴は靖国神社の方を向いているそう。慰霊塔。
それを知った中国側が左右と裏にも穴を開けたんだって。

ここが乃木将軍とステッセルの会見場。水支営の会見。正直、「えっ?こんなところで会見を?」と思った。なかなかぼろい。元々のものが、文革の時に破壊?古くなってダメになったらしく、復元されたらしい。

真ん中のテーブルをはさんで、簡素な長椅子が置かれている。日本側の椅子の方が高い。それは勝ったからでもあるし、身長差もあるから。ロシア人のほうが、断然背が高いものね。

ここでも専属の係員の方の説明を聞く。戦争の悲惨な写真などが展示されていて、平和教育にも使われるそう。

こちらは、川島芳子のお父様の粛親王府。川島芳子も溥儀も滞在したらしい。きれいに保存されている。

旅順博物館は、何年か前まで外国人の立ち入りが禁止されていたらしい。この「旅順博物館」の字やったか?石碑が郭末若の揮毫らしい。郭末若は、日本人女性と結婚・子供をもうける・離婚していて、その日本人女性の伝記を読んだことがあるから、「へええ~」って思った。

ここの博物館には、西本願寺の大谷探検隊の発掘したものなどが展示されているのだけど。改装中で、ほとんど見られなかったの。残念。やっぱり、京都の龍谷ミュージアムへ行くしかないか?

関東軍司令部跡。博物館になっているんだけど、閉館日?何か中国の博物館や美術館、開館・閉館時間があいまい。開館日も。なんでだろう。
旅順博物館は、入り口のセキュリティ厳しい割りに中は、ゆるゆるやし。パスポートチェックがあった。

そういや、ホテルでもパスポートのコピーをされたわ。

旅順駅。童話に出てきそうな可愛い駅。今は、貨物駅か何かでほとんど使われていないそう。

この日、中国ガイドさんが星海広場の夜景鑑賞オプショナルツアーを持ち出した。
それも値段も時間も何の説明もなしに、部屋番号の確認だけかと思って答えたらなぜか全員行くことに。

もう晩はしんどいし、夜市も台湾で行ってるし(それに屋台のは恐くて食べられないし)私とAさんは、行きませんと申し出る。元々コースに入ってないしね。

そしたらガイドさんが、「もう会社に言ったからキャンセルできません」「ええ?」と添乗員さんに申告して交渉してもらった。
なんかその辺が、日本と違うかなあ?
前回、台湾でのガイドさんがめちゃくちゃ一生懸命で親切だったから、ちょっとびっくり。

行かない私たちは、夕食後、添乗員さんにタクシーでホテルまで送ってもらうことに。
タクシー恐かった。ひええええ~すっごい荒い運転。

翌日オプショナルツアーに参加した人たちに聞くと「長いこと歩かなあかんし、湿度高いし、暑いし行かないほうが正解でした」って。

う~ん、良かったよ。

結構、ガイドさんお土産販売も車内でしてたしね。まあ当たり前なんだけど。
この日は、お茶屋さんと免税品店も行きました。

↑ツアーの宿命ですね。

そんな大連三日目

コメント (16)
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