来年3/16から、しらさぎは敦賀まで。金沢まで行かなくなる~今のうちにと思って11年ぶりの金沢行ってきました。
前回は、車。
今回の主目的は、「西茶屋街資料館」へ行くこと。
ここは、忘れられた作家島田清次郎の育ったお茶屋(芸妓さんを呼ぶところ)吉米楼だったところ。
あまりにもマニアックですが、島田清次郎を知ったのは杉森久英「天才と狂人の間」で。ちょっと、ヤバイ人ですね。最後は、精神を病み若くして亡くなります。ドラマや映画にもなってる。10年前に精神科医の風野春樹が、評伝を出していて、登場人物(実在)のその後を解説してます。「島田清次郎・誰にも愛されなかった男」。
誰にでもあるでしょう!何度も読み返す本。それが、上記2冊なのです。
いやん、めちゃ熱くなってるやん、私。
ちなみに昨日の金沢、暑かった~半袖でも良かった。行きも帰りもしらさぎは、冷房入ってました。
いやあ~暑い、暑い。
加賀温泉駅を通ると、遠くに巨大観音像が!
金沢駅や近江町市場の辺は、観光客でごった返してたけど、西茶屋街はすいていた~
もう少しでランチ難民になりそうだったけど、無事に。
のどぐろ入り海鮮丼。のどぐろが3枚入ってるだけで、普通の海鮮丼より820円高い。迷ったけど、せっかくやし一人分やしとこれにしました。おいしかった~近くに「ハントンライス」もあったけど、やっぱり婆さんは、海鮮丼ね。
島田清次郎やヒロインモデルの写真もたくさんあって、感激!まいどさん(観光ボランティア)が、島田清次郎を知ってるなんてと、びっくりしてはったけど。「島清文学賞」もあります。
金沢は、文学の街。泉鏡花も。で、思い出すのは短大の英文タイプの先生。お名前が「鏡子」。お父さんが泉鏡花のファンで、そのお名前を付けられたそう。と言っても、その時分、かなり年配だったけど。夫さんが、フランス文学の先生で同じ学校に勤めてて、夫さんは戦前、満鉄に勤めてたて、どんだけ昔?厳しい先生で、私も一回怒られた。友達の〇〇ちゃんは、マニュキアの爪のことでその場で切らされたんよ。今じゃ考えられませんねえ。
さすがお茶屋さんだけあって、艶めかしいカラー。きれいな色。
ここで、jurakuさんおすすめの「甘納豆かわむら」で、お土産買っといてよかったよ~
帰りのしらさぎなんて、e5489で金沢駅でスマホでチケット取ってギリギリだったもんね。
そして、美術館へ続きます~