おやつと本と絵で綴るhirorinの思い出

おいしいもの・小さくて可愛いもの・アート・本が大好き。これからも健康に注意しながらお菓子を食べ続けることを誓います。

夫のガン騒動 その⑤

2005年05月15日 13時32分46秒 | 日々のこと
カウンセリングを受けるまでに、何日もありましたが私も色々試みてみました。3月いっぱいが、自宅療養期間だったので、二人ででかけるとか、外食するとか。外へ出てるときはいいんですが、帰ってからはだめでした。その間、定期検診や検査も付き添いましたが。

カウンセリングは女医さんで、私は一目見て、この人ならって思いました。わずか30分でしたが、すっきりしました。先生は、「二つの方法があります。ご主人と話し合うか、それともあまりにもひどいなら、精神科でお薬をもらうかです。でもまだそこまではいってないと思うので、とにかく話し合いましょう」って。私は、「みんなにご主人は優しいし、理解あるし、生活の心配はないのに、そんなのワガママだ」とよく言われると言いますと、「いくら他の人から見て、いい人でも本人がダメなら、ダメなんだ」って。それを聞いて、すっとしました。

先生は、「多分、ご主人の重い病気で、高い緊張状態に置かれてたのが、いっきょに何もなくなくなったし、退院するまでは子供さんと二人で静かな生活を送ってたから、ギャップがありすぎます。そのうちに段々、なれるから、ゆっくりと」って。

あ~、初めて受け入れてもらえた、判って貰えたって。どんなに嬉しかったか。
先生は、またいつでも来て、爆発しそうになったら話してくださいねって。だから、また、来月も予約かけちゃいました。まるで恋人に会う気分です。相手が女医さんでよかった。これが、好みの男性医師なら、また新たな悩みが生まれるもんね。

さて、その後の私と夫の関係は・・・・・・・

続く
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4 コメント

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なるほど (yamaoyaji)
2005-05-15 20:25:42
こんばんは☆

精神的なものって、周囲に理解されないですよね。わたしも実際、会社の人が、精神的な病気になったとき、会社の人のほとんどの人が、怠けてるとかっていう見方しか出来なかったのを思い出します。わたしも、心のどこかには、そういう目で見たのも確かだし。

先生のおっしゃる通りなんでしょね。安心されてよかったですね。



って、この話のつづきが楽しみです。
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>なるほど (hirorin)
2005-05-16 09:44:40
確かに、心や精神の問題って、外から見てわかりにくいですからね。どうしても、甘えやわがままってとらえられがちです。



特に私なんて、大きな声で笑う、ニコニコしている、丸々している、金太郎さんみたい、という、悪条件が重なり、なかなかわかってもらえません。



でもそれは私自身も人に対して思っていたのかも?って。だから、簡単に人を判断するのはやめようって思いました。
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こんにちは (カフェオレ)
2005-05-16 10:05:24
ご主人のガンの記事、気になっていたのですが、『続く』なので、完結まで待って「めでたし、めでたし」になってからコメントしようと思ってました。

ご主人のご病気はとりあえず良性ということで安心しましたが、そこで「めでたし、めでたし」にならず、hirorinさんが大変なことになっているので途中でコメント書かせていただきました。



家族の誰かが病気になると他の誰かが頑張らなければならず、その結果、病気の本人は「病気だから」で甘えられるけど、支える側はほんとうに大変ですよね。

hirorinさんもそんなストレスが誰にも相談できず、吐き出せないまま溜まりに溜まってしまったのではないでしょうか。

ご自分のことを「気が強い方」と書いていらしたので、ご家族に弱気なところを見せないように頑張りすぎちゃったんですね、きっと。

自分が元気でなくてもふてくされてても、愛してくれて認めてくれる人がいると感じることができることは大事なことですね。
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カフェオレさま (hirorin)
2005-05-16 18:19:25
私のブログ読んでくださりありがとうございます。

うん、そうですね。割に弱気な自分を見せるのダメかもしれません。見栄っ張りかも



確かに初めて診察について行った時、医師から大変悪い、厳しい状況であると告げられた時も、涙ひとつ見せず、「わかりました。どうぞよろしくお願いします」と毅然としていました。それは、年取ったからではなく、17年前の妊娠中、胃がんを告げられた時もそうでした。

「ここが私の人生、踏ん張りどころやから」って、夫の病気を聞いて、泣いてる友達を励ましたくらいです。ただ、そういうのって、後からくるんですよね。

ややこしいかもしれないですよね。
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