折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

満開の竹の花

2022年07月08日 | 
「アガパンサス」



今年も庭の竹(ダイミョウチク)に花が咲きました。今年も、というのは昨年も少し咲いたからです。
2021年6月7日のブログに「竹の花が咲いて吉兆に違いない」と記事にしました。その後のこと、昨年咲いたのは5本、そのうちの3本はたくさん花をつけて、この後どうなるのかと思っていたらタイワンタケクマバチが幹に丸い穴をあけました。たぶん穴の中で子育てしていたのでしょう。まだ枯れていないのに枯れた竹で子育てするというハチには枯れそうな竹が分かるようです。夏になって一層弱ってきた3本を根元から切りました。残りの2本は枯れずに少し新しい葉を出しました。

そして今年のこと、4月中旬から竹の葉が出るはずのところから一斉に花の穂が出るのです。穂から1センチくらいの糸くずのような花が下がって全ての竹が花盛り。と言っても細くて小さな竹が10本ですが。いつもの年なら5月になれば毎日取らないと困るほどタケノコが生えたのに今年は細い笹のようなものが生えてくる。それも花が咲く穂ばかり。

竹の花は120年に1度咲くとか…我が家の竹は私が結婚した1964年に実家から株分けしたもの。まだ60年にもならない。元々の実家の竹はどうなったかと見に行ってみると、すっかり取り払われて今は駐車場でした。

以前お隣との境は少し低めの万年塀だったので目隠しにもなると竹を塀際に植えました。刈り込めばフサフサと葉を茂らせて良い緑の目隠しでした。が、7年前に隣家がマンションになり万年塀は丈の高いアルミの塀に代わるともう目隠しは必要なく竹も低めに切り込みました。そして今年の花盛り。部分的に葉の色が抜けて薄い黄緑色になったり新しい新芽が出ないままになったりと我が家の竹は終わりを迎えたようです。
120年に1度咲く竹の花、竹の開花はまだ解明されてはいないとか、不思議なことなのです。こんな珍しいことが起きて花盛りなのですから、やっぱりこれは「大吉」でしょう。



葉と違って細いままツンツン伸びているのが花の穂


小さくて下がっているのが花


葉の色が抜けてきている






大名竹・ダイミョウチク(唐竹・トウチク)
この写真はネットからお借りしました

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