美しい青色だったアジサイが味のある枯色に
この頃日の出が遅くなり、早朝散歩に出かけるのも少しずつ遅くなっています。
今朝公園に着いたのが4時40分、自転車を止めているとすぐ横をいつもの方が足早に通り過ぎて行かれました。手押し車に上半身はもたれるようにしながらも足取りは軽いシニアの女性。毎日公園内を結構長い時間歩かれているようです。どこかご不自由なのでしょうが、一人で公園を歩かれる姿に、負けないで行こう!って思います。
家に帰って9時半ごろ、家の前を手押し車を押してゆっくりと男性が歩いて行かれました。この方は今年春ころまでは毎日わが家の前を散歩されていて、時々立ち止まっては花壇を眺めてくださっていました。どうやら私同様に聴こえに問題がおありらしくそれまでもあまり会話はできなくて、顔を合わせると会釈するだけでした。その方が今は車を押してゆっくり、ゆっくり、歩いて通られます。今日もお互いに会釈だけ。男性が手押し車を押して歩かれることは珍しく、恰好などは気にせずに、ゆっくりでも自力で歩いて行かれる後ろ姿にはやっぱり前向きの気力を感じました。
この先私だって必要となれば杖だろうと手押し車だろうと利用できるものは利用して、残された自分の力を使って、自力で生きていきたいなと、手押し車の先輩方を見送ったのでした。
日の出が遅くなった 4:34
(今日の日の出は4:52)
白い塀の向こうは新体育館建設現場 5:04
手前の像は 北村西望作「青春」