新幹線の高架下から (F3)
両側に雪の積もった農道をテクテク歩いて車の多い道に出る。その前に曲がり具合が形良かった小さな川を渡るのですが川の中まで重機が入って大規模工事中。すっかり形が変わるらしい。ここもバイパス工事の影響でしょうか。トラックが行き交っていました。
表通りは片側だけでも歩道が設置されているのが有難い。帰り道を歩けるかなと膝の様子を見ながらも駅とは反対の方角へ。「新幹線の向こう側から伊吹山を見ると裾の方に見える村のはずれが登山口でそこが1合目」と散歩中のお爺さんに教えていただいた場所を目指して歩きました。たまに声を掛けて下さるのはお爺さん。
新幹線高架下の自転車道から望む伊吹山
少し歩くと確かに新幹線の高架下の通路から伊吹山が良く見える。ここから雪に覆われた自転車道が伸びていて、高架の下のわずかに雪が無い所にぺったり座ってスケッチ開始。持っている物を色々敷いてもお尻が冷たい。こんな日に椅子を忘れたのは大失敗!
雪の積もった自転車道なんて誰も通らないと思っていたら、何かの点検中らしい作業着姿の男性二人が徒歩で通過。何か声を掛けられたけれどよく分からないので「こんにちわ」と返しましたが、笑っていらしたからバアちゃんの答えが変だったのかも。
あとは誰も通らず、すっきりと山の裾野までよく見えて、頭上を行く新幹線の騒音以外は素敵な場所です。帰りの距離が心配にはなりますがこんな場所が見つかって歩いた甲斐がありました。
新幹線をくぐらずに右に折れてしばらく行けば、柏原から何度か歩いた場所に出られそうな気がしますが、JRの一区間を歩く自信はまだないので近江長岡駅まで引き返すことにしました。
日の当たらない道の脇には雪の塊が山になっていたり、民家の北側から今にも落ちそうな部厚い雪、あれもこれも私には珍しい風景ばかりで休憩を兼ねては立ったままペンだけで軽くスケッチして距離も膝も気にならず、JR駅に着きました。
駅に着くと東海道線は出たばかり、30分に1本なので次の列車迄ホームに上がってちょっとスケッチ。ほんとうは、ホームで雪だるまを作りたかったのですが、白髪のバアサンがまぁ!と呆れられそうで、なんとか我慢しました。
名古屋まで帰るのにスマホの乗換案内では大垣で1回乗り換えになっていて、乗ったのは「大垣行」。のんびり大垣までの車窓を楽しんでいたら、車内放送で「この列車は終点大垣から新快速豊橋行きになります」と。じゃ、乗り換えなくてもいいってこと?らしい。終点大垣に着くと大半は降りても座ったまま残っている方もある。「出発まで6分間ほど・・・」と案内があって一安心。何度か乗っているのにこんなのは初めてでした。だからチョットのお出かけも頭への刺激がいっぱい。活性化になる気がするのです。少し前に調整した補聴器も調子が良くて車内案内が聞き取れたので安心のお出かけになりました。
名古屋駅を出発したのは10:00発の電車 名古屋駅に戻ったのは16:14
JR往復2340円+弁当代わりのアンパンと水筒にお茶、これでこんなに楽しい時間が持てるなんてと思うのですが、友人達に話すと「寒いのに・・・」「雪の中でしょう」「よく行くね~」と、ただ呆れられてしまいました。そう言われることは分かっていたことです。変り者のババちゃんは寒い冬や、不便な場所はこれからもやっぱり一人旅続けます。
ホームから
列車と歩きのプチ旅を私もしたくなりました。
私に絵心があれば、と少し残念な気がしています。
大自然の中、癒された時間だったことと思います(*^^*)私も出かけたいです!景色を描くに慣れていない私、4月から外へ出るグループに参加、仲間に背中を押してもらおうと思います
農道でお爺さんに会われて、伊吹山界隈の様子を教えてもらって良かった!
伊吹山の裾野から広がる広大な雪景色が展望できて良かったですね!
国道付近で重機が入って工事中でしたね!
きれいな小川の風景が変わるのは寂しいですね!
(近江長岡付近の天野川は初夏は蛍が飛び交うようです)
名古屋から近江長岡までは、京都ー近江長岡とほとんど距離が変わらないのに驚きです・・・
(二条ー近江長岡の往復運賃は3040円)
近江長岡から乗り換えなしで名古屋まで乗車できるのは便利でしたね!
伊吹山をはじめ、小川、駅周辺などの
スケッチがステキ!
今回出かけた所は、北陸から流れる雪雲の通り道で積雪の多い場所です。
でも、このところの晴天続きでだいぶ減っているだろうと思います。
残雪の風景も好きですが、真っ白な雪はもっと好き!
遠くまで行かなくてもカメラを持ってお出かけください。
コロナ時代は人の少ない場所へ・・・というのが大事かも(*^^*)
スケッチして、それで何かになる訳ではないのですが
その風景にワクワク出来るその時間が宝物のような気がします。
私にも俳句が詠めたらと、思うのですが、なかなか無理のようです。
外でスケッチは最高ですよ (^^♪
お仲間があれば出かけられますね。
是非是非、楽しんでくださいね。
私の絵の先生は風景を写真でしか描かれない方でしたから
私は変わった生徒だったのです。
でも、光と風と音とに包まれて外で描くのは最高です!
京都から近江長岡までの方がずっと近いと思っていました。
意外です!
それに柏原と近江長岡間は電車で4・3キロとあるので
寄り道しながら歩いても歩けない距離ではないように思えました。
いつか良い季節に歩いて見たいなぁと思っています。
先ずは膝をしっかり治してからのことですが(#^.^#)
なんともすてきな旅でしたね( ´∀` )
豊かな自然、距離感がうらやましいなぁ。
理解できるヒトの方がずっと多いと思います(笑)。
そんなに遠くなくてもステキな場所は沢山ありますね。
膝の調子さえ万全になれば、いつだってステキを探しに出かけられます。
私の思うステキを理解してくれる人・・・
ブログの中にはいて下さって嬉しいです(*^^)v