ミントグリーンの風に吹かれて

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箕面公園、滝道通行止めのため山道を歩く・・・

2018年05月25日 | 箕面ウォーク

前日の天気予報では今日25日(金)は30℃。夏日だ(-_-;) 

暑い時のウォーキングは辛い。

今朝起きて思いついたのが「そうだ、箕面の大滝のミストを浴びに行こう!」

思い立ったが吉日。しかし、これが吉日じゃなかった・・・

ルンルン気分で箕面の駅まで出掛けた。

モミジ揚げのお店の前を通って滝道を行く。

容赦なく照りつける太陽。 日陰を探さないと。青モミジが目に入った。

気分は上々。何度も来た道。デジカメ撮影しながらでも50分もあれば到着するはず。

昆虫館までやってきた時立て看板が目に入った。その前には作業服を着たおじさんが

いて、ハイキング客に何やら説明していた。その看板を覗き込んで絶句。

「台風災害復旧工事のため滝への舗装された遊歩道は途中から通行止めです。」

何もチェックせずここまでやって来た自分を呪った。

昨年から通行止めは知っていたが、もうとっくに解除されていると思っていた。

とんだ早合点だった。能天気だった。間抜けだった

せっかく来たのに・・・ここで引き返すのか・・・

 しかし、看板をよく見ると「滝へは山道を通って行けます。」と書いてあった。

良かった!しかし、注意書きを読むと

「山道は舗装されておらず、急な階段、アップダウンがあります。」

落ち込んだ。

私は階段が苦手です 膝の調子も良くない(弱気発言)。

しかし、弱音を吐いてもしょうがない。せっかく、遠路はるばるやって来たんだもの、

このまま帰れるものか!自分に鞭打ちそのまま進むことにした。

大丈夫かな・・・(内心不安)

山本珈琲館の横の紅葉橋から山道に入って行った。すでに先を歩いている人がいた。

とんだハイキングになったなと、少しめげ気味で歩いた。急な登りが続いた。

いつものことながら、石の階段は苦手だ。息が上がる。もう止めたい・・・

しかし、新緑がとてもきれいだったので気持ちは良かった。

15分程登った時にまた看板とともに作業服をきたおじさんが立っていた。

思わず聞いた。「滝まであとどれぐらいですか~?」答えは、

「まだあと30分位かかるかな。急な登りが多いからね。」

一気にテンションが下がった。この登りをあと30分も歩く勇気が出てこない。

しかし、ここまで来たからにゃもう後戻りはできない。滝を見ずして帰れるか!

と半ばやけくそで進むことにした。どんどん歩いた。登った。

額に汗がにじむ。首すじ、胸元もネトネトだ。汗を拭き拭き必死で、いやのんびり

歩いた。一人は気楽だ。自分のペースで歩ける。疲れたら休めばいい。

一人歩きにすっかり慣れた。しかし、平坦な道をのんびり歩くはずが

こんな試練が待っていたとは何とも予想外の展開になった。

そうこうしているうちに見慣れた滝道に入った。

待ち焦がれた滝の音が聞こえてきた。滝を見たら疲れは飛んだ。

大した距離でもなかった。

大滝前はさすがに人は少なかった。20人足らず?

ミストが気持ちいい。トンボや蝶が飛び交っていた。良い雰囲気だ。

ベンチに座ってしばらく滝を眺めた。駅前で買ったおにぎりをほおばりながら

今日も至福の時を過ごせたことに感謝した。

のんびりもしておれず、先ほどの道を早足で戻った。

山本珈琲館まで来た時、ちょっとコーヒーブレイクしたくなった。

それぐらいの時間はあった。

ここは3度目。静かで雰囲気が良いお気に入りのお店だ。

客は私一人だった。クラシックが耳に心地よい。ケーキセットでまったり。

そのうち別のグループが来店し、ちょっと賑やかになったところで退散。

ちょうど良い時間に帰宅の途に着けた。

気持ちの良い汗をかいた一日でした。 


皇后さま「上蔟(じょうぞく)」・・・

2018年05月25日 | 日記

テレビのニュースを見ていたら、皇后さまが両手いっぱいに蚕(かいこ)をすくっては

わらの上に移されてました。約300匹を移されたそうです。

蚕に繭作りを促すため、わらなどで編んだ「蔟(まぶし)」と呼ばれる網に蚕を移す

「上蔟(じょうぞく)」の作業ということでした。

普通の人ならあのウヨウヨを見てヒエ~と思うかもしれません。

しかし、お蚕さんは特別な存在なんでしょう?

また後ほど調べておきます^^

 

私は幼虫、毛虫の類は大の苦手なんですが、蚕はOK!大丈夫なんです。

何故かって?

実は、子供の頃に自宅で育てたことがあるんですよ~!(^^)!

私は子供の頃は虫が大好きな子供で、バッタやコオロギを捕まえては飼っていました。

私は大阪生まれの大阪育ちですが、小学校の近くの文房具屋さんが毎年、蚕の子供を

タダでくれるんです。その代り、餌として桑の葉をそこで買うことになるんですね。

店主はきっと蚕の産地出身だったんでしょう。うまい商売を考えたものです。

子供が買えるような良心的な値段でしたが、蚕の食欲は旺盛で、しょっちゅう買いに

行ってました。

店内いっぱいに置いてあった大きな桑の葉もとても珍しく蚕とともに初体験でした。

毎日、紙箱の中の蚕を覗いては大きくなる様子を楽しんでいました。

桑の葉を食べる様子も面白く飽きもせずよく観察してました。

人差し指ぐらいまでなったら身体が透けてきます。そしたらもうすぐ糸を吐き始めます。

わらを敷いてやり、穴を開けた蓋をして待ちました。1週間ほどで

あのひょうたんのような形の真っ白な繭ができるんです。不思議でした。

確か3年ぐらい続けて、もらってきては育てていました。

作文にそのことを書いたら先生に褒めていただき、皆の前で読まされました。

帰宅後、祖母にその話をしたらすごくうれしそうで、私もうれしくなりました。

何だか作文みたいになりましたね^^

しかし、今思えばなかなか誰でもできることじゃない、ほんとに貴重な体験が

できたことを幸せに思います。

ちなみに最後は蛾になって箱の底にクリーム色?の卵をびっしり産み付けて死んでいました。