先月から楽しみにしていたウイリアム・モリス展。阪急梅田ギャラリーで10/10~10/22まで開催されていました。まだまだ先だからと悠長にかまえていたのですが気が付けばあと二日しかありません。何とか見逃さずに済みました このところ雑用に追われ忙しい毎日でしたので、ちょうど良い気分転換になりました。
ウイリアム・モリス、昔から大好きだったんです。彼のデザインになぜか惹かれます。きっと私の好きな英国の自然をモチーフにしたものが多いからだと思います。落ち着いた色使いで植物を装飾として見事にデザインされたテキスタイルはため息が出るほど美しく洗練されています。以下はネットの解説文をお借りしました。
「19世紀イギリスを代表する思想家、詩人、そしてデザイナー、工芸家でもあったウィリアム・モリス。産業革命により大量生産品があふれた当時のイギリスにおいて、丁寧な手仕事から生まれる美を愛し、自然と装飾との共生を目指した。
モリスは結婚を機に新居となるレッド・ハウスを建設した際、自身の目指す快適な生活空間には家具や壁紙が欠かせないものだと気づき、木版による美しい壁紙を制作。リアリズムに基づいた3次元の世界観を離れ、平面的でありながら生き生きとして壁面一杯に優雅に広がる鳥や草花が、100年以上経ったいまでも人々を魅了する居心地のよい空間を演出している。」
展示物の写真撮影は禁止なので入口の壁画模様を撮りました。ピンパーネル(ルリハコベ)1876年印刷。サンダーソンは英国有数の壁紙会社。
トレリスに絡むバラと鳥が美しくデザインされています。1862年作。
どれも素敵ですがピンパーネルが好きです。そしてこの柄もとっても好みです アカンサスのデザインが一番モリスらしいです。アカンサスはギリシャの国花で建造物などの装飾にもよく使われています。花よりギザギザの葉の方が有名ですね。
とってもシック。明るい色使いにするとまた違った印象になるでしょうね。
流れるようなデザインが目を楽しませます。素晴らしいセンスと美意識の高さにまた新な感動を覚えました。
美しい生活をもとめて暮らしたいものですね
ウィリアム・モリスの壁紙は繊細な模様がエレガントで素敵ですね。
部屋の壁紙がピンパーネルだったりしたら気持ちも優しく暮らせそうで憧れます。
アカンサスは洋建築でよく見かけるモチーフですね。
W・モリスの壁紙はいつ見てもうっとりします。
例えば部屋のカーテンをすべてモリスにしたらどれだけ幸福かな?なんて・・・理想ですね。
アカンサスの葉も花もシックで大好きです。