作詞家のなかにし礼さんが23日、心筋梗塞のため
お亡くなりになりました
82歳でした
最近では、筒美京平さん、中村泰士さんに続いてまた一人
昭和歌謡のヒット曲の数々を生み出した偉大な人物が逝ってしまった
彼が作詞した中で私が好きな歌の一つ「石狩挽歌」を
哀悼の意を込めてここに記します
作詞:なかにし礼
作曲:浜圭介
歌手:北原ミレイ
海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると
赤い筒袖の ヤン衆がさわぐ
雪に埋もれた 番屋の隅で
わたしゃ夜通し 飯を炊く
あれからニシンは どこへ行ったやら
破れた網は 問い刺し網か
今じゃ浜辺で オンボロロ
オンボロボーロロー
沖を通るは 笠戸丸(かさとまる)
わたしゃ涙で にしん曇りの 空を見る
燃えろ篝火 朝里の浜に
海は銀色 にしんの色よ
ソ-ラン節に 頬そめながら
わたしゃ大漁の 網を曳く
あれからニシンは どこへ行ったやら
オタモイ岬の ニシン御殿も
今じゃさびれて オンボロロ
オンボロボーロロー
かわらぬものは 古代文字
わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る
ご冥福をお祈りいたします
私も北原ミレイが唄った「石狩挽歌」が大好きで、今年6月にはオノマトペの代表として、“オンボロロ オンボロボロロー”を取り上げさせて貰いました。(まさ)
歌を聞くと情景が浮かぶようです。
「オノマトペ」のブログ後ほど拝見いたします。