いつの頃からか、英国ドラマにはまっています。別に意識したわけでもなかったのに、面白いと思ったドラマはたいてい英国ものです。クラシカルな雰囲気が好きです。なんか落ち着いて見ることができるのも今の私には合っているのかもしれません。それにイギリスの緑豊かな田園風景や美しいゴシック建築の数々にも目を奪われます。
先日まで見ていた「刑事モース~オックスフォード事件簿~」(原題Endeavour)も舞台はオックスフォード。どっぷり英国です。なぜこれを見たかと言うと、さかのぼること16年前の2002年にNHKで放送されたジョン・ソウ主演の「主任警部モース」に始まります。
英国の推理作家、故コリン・デクスター(2017年没)が生み出し、「英国で最も好きな探偵」第1位に選ばれたこともある"モース警部"。その人気は"シャーロック・ホームズ"を凌ぐほどとの呼び声もあるほど、かのエリザベス女王もモースの大ファンだったそうです^^
コリン・デクスターはヒッチコックのようにカメオ出演しています。見つけた時は得した気分(たいていすぐ見つけられます^^)
アメリカ物のように派手なカーアクションもなけりゃ銃撃戦もありません。地味なおっさん二人がああでもない、こうでもないと推理を巡らせている刑事ドラマなのです。しかしこれが見始めたら病みつきになります。面白くてどんどん惹き込まれていきました。
必ずビールを飲むシーンがあります。ルイスは運転があるのでいつもオレンジジュース^^
知的でクロスワードパズルが得意、クラシックを愛する独身のモース警部と実直で家庭的なルイス部長刑事。相反する二人の個性がうまくかみ合って事件を解明していくのです。
天才的なひらめきと優れた観察眼でクロスワードを解くように難題を解決していくモース。ショーン・エヴァンス主演の「刑事モース~オックスフォード事件簿~」(原題Endeavour)は若かりし日々をを描いたドラマシリーズ(全9回)です。初回には足を撃たれて負傷するのですが、医者から傷は治るが後々傷むことがあるだろうと告げられます。
「主任警部モース」のJ・ソウはわずかながら足を引きずって歩いていました。多分本当に足が悪いんだと思いますが、ひょっとして、オマージュも込めて、伏線なんじゃないかと?
・・・こんなふうに思いを巡らすのがうれしいのです。
愛車の真っ赤なジャガーを乗り回し捜査に向かう主任警部モースはカッコ良かった^^ 新米モースはまだ署の黒い車(ジャガー?)を借りていました。あなたも後にはかっこいい車を手に入れられるようになるのよ、と新米モースを愛おしく眺めていました。
(写真はすべてネットから借用させていただきました。)
今は体力がないので、あまりテレビは見てませんが、昨年は「ダウントン・アビー」に夢中になりました。
推理物も、モースは見ていませんが、
田舎町を舞台にした明るい雰囲気のものなど、よく見ました。
私もダウントン・アビーを毎週楽しみにしていました。
貴族の暮らしぶりがよくわかって面白かったです。
刑事フォイル、シャーロック・ホームズ、ポワロ、ミス・マープルも好きでした。
ドラマが終了してしまうと心にぽかんと穴が開いたようでつまらない毎日です顔(^-^;