贈り物をいただきました。
小包の中には、お茶とビスケット、手紙が入っています。
送り主は、修善寺の一人暮らしの叔母です。
手紙には、電話のお礼がかかれています。
「冬は落ち葉掃き、暖かくなると草取りの毎日になります・・・寒いので今は専らおこたの番です」 とありました。
叔母の家の庭には、大きな大きなイチョウの木がありました。
今は、低く刈られていますが、根元は大人が何人も必要でないと抱えきれないくらいです。
昔、全村全滅といわれた災害時に、ただ一軒残ったのが叔母の家です。
大きなイチョウがあったおかげで、家が流されずに済んだそうです。
リビングには、イチョウの葉を刺繍したクッションがいくつもありました。
幼い頃、お泊りに行かせていただいたときに、妹とおそろいのワンピースを縫ってくださった事をよく覚えています。
夏には、お庭を耕して、お野菜を育て暮らしています。
叔母は私にとって憧れの人でもあり、とても尊敬しています。
父が亡くなってから、時折電話で近況を報告し、私の知らない幼いころの父の話を聞かせていただいています。
もうすぐ、3年が経ちますね。
どうかいつまでも、楽しいお話を聞かせてくださいね。
送っていただいたお茶で、お10時にしました。
まろやかで控えめな香りのお茶でした。