今回は前回の補足的な続きです。
先述したように革には様々な種類があり
硬さや厚みも様々です。
なので、作品によって使用する革を
見極める必要があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/ef/6b64cbef612b9723f6f9e772094e8678.jpg)
◆厚い革の特徴◆
主にヌメ革などがあります。
厚さは様々ですが7mm厚位の物もあり
厚くなれば当然、硬くなります。
厚いので極端に折ったりするとシワが
できたり、表面が割れたりします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/54/a791b271ff5b78da2b63adfcaa489b7c.jpg)
◆薄い革◆
厚い革の反対で薄くなれば柔らかく
なります。
厚い革よりも作り易く、自由度も増します。
縫った後にひっくり返す物もこの革を
使用したりします。
薄いと伸びやすいので引っ張って貼ると
形を変える事もできます。
強度的には弱くなるので心材を貼って
使う事もあります。
厚い革と薄い革はどの位の厚みで区別
されるのかは、その人それぞれだと
思います。
私の場合は作品にもよりますが
1、2mm位が境目だと思います。
例えば、1、5mm厚位になると
『ちょっと、厚いかな
』となります。
私の教室内で良くある質問がシボのある
革の事です。
シボとはスムース革(表面がツルツルの革)
を加工してシワを作った革の事です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/b3/e7e075cafd46b11e4b38e91ffb6809a2.jpg)
このシボを作る方法には2通りあり
【空打ち】と言って回転ドラムで撹拌して
自然なシワ模様をつける方法と
【シュリンク】と言って革の表面を収縮剤
でギュッと縮める方法です。
この2種類の見た目の違いは分かりません
が、撹拌された方は繊維が解れているので
柔らかく、シュリンクは収縮されているの
で繊維が詰まった感じになります。
一般的には両方共、【シュリンク】という
言葉で呼ばれていますが、正確には
この2種類があります。
そして、こちらは
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/1d/b1df249454cbd88a1c59fa8862fa7d71.jpg)
シボの形を型押しした革です。
【型押し】とは、凹凸のついた金版に
熱を加えながら圧力をかけて模様を表現
する技法です。
型押し革は熱を加えて圧力をかけるので
革が締まって薄く硬い革になります。
代表的な型押しはクロコダイルなどの
模様を表現した革ですね。
革に刻印をする時にはある程度の硬さが
必要となります。
なので、同じシボを施した革でも
前述の革は比較的、柔らかい革で
型押しの革は硬さや張りがあります。
また、撹拌や収縮剤で作られたシボは
大小様々な模様ができますが、型押しは
シボの形が均一になります。
つまり、端から端まで同じ形の模様に
なります。
こういう事を覚えておくと、お店で
店員さんに質問しなくても見極める事が
できますね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0151.gif)
~~まとめ~~
様々な革の種類、様々な硬さや厚みの革
そして、様々な加工方法がありますが
それぞれの特徴を押さえておくと
作りたい作品にあった革を選ぶ事ができ
自分のイメージ通りの物を作る事が可能に
なります。
使う材料の事を知るのもレザークラフト
の1部ですし、覚えていくと楽しさも
倍増となりますので、色々な革を使い
そして、実際に触ってレザークラフトを
楽しんで下さいね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0158.gif)
*ここでのレザークラフトの技法は
あくまでも私個人のやり方ですので
正解ではありません。
Let's try!
minne ギャラリー
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【minne ギャラリー】
ぺスドクさんの世界
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ホームページ
↓ ↓
Handmade Leatherwork Akashi
住所 千葉県柏市南柏1-2-6
南柏ビル 605
TEL 0471-43-9998
定休日 不定休
営業時間 AM 11:00~PM 20:00
メール tkhs3150@pd6.so-net.ne.jp
先述したように革には様々な種類があり
硬さや厚みも様々です。
なので、作品によって使用する革を
見極める必要があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/ef/6b64cbef612b9723f6f9e772094e8678.jpg)
◆厚い革の特徴◆
主にヌメ革などがあります。
厚さは様々ですが7mm厚位の物もあり
厚くなれば当然、硬くなります。
厚いので極端に折ったりするとシワが
できたり、表面が割れたりします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/54/a791b271ff5b78da2b63adfcaa489b7c.jpg)
◆薄い革◆
厚い革の反対で薄くなれば柔らかく
なります。
厚い革よりも作り易く、自由度も増します。
縫った後にひっくり返す物もこの革を
使用したりします。
薄いと伸びやすいので引っ張って貼ると
形を変える事もできます。
強度的には弱くなるので心材を貼って
使う事もあります。
厚い革と薄い革はどの位の厚みで区別
されるのかは、その人それぞれだと
思います。
私の場合は作品にもよりますが
1、2mm位が境目だと思います。
例えば、1、5mm厚位になると
『ちょっと、厚いかな
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0159.gif)
私の教室内で良くある質問がシボのある
革の事です。
シボとはスムース革(表面がツルツルの革)
を加工してシワを作った革の事です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/b3/e7e075cafd46b11e4b38e91ffb6809a2.jpg)
このシボを作る方法には2通りあり
【空打ち】と言って回転ドラムで撹拌して
自然なシワ模様をつける方法と
【シュリンク】と言って革の表面を収縮剤
でギュッと縮める方法です。
この2種類の見た目の違いは分かりません
が、撹拌された方は繊維が解れているので
柔らかく、シュリンクは収縮されているの
で繊維が詰まった感じになります。
一般的には両方共、【シュリンク】という
言葉で呼ばれていますが、正確には
この2種類があります。
そして、こちらは
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/1d/b1df249454cbd88a1c59fa8862fa7d71.jpg)
シボの形を型押しした革です。
【型押し】とは、凹凸のついた金版に
熱を加えながら圧力をかけて模様を表現
する技法です。
型押し革は熱を加えて圧力をかけるので
革が締まって薄く硬い革になります。
代表的な型押しはクロコダイルなどの
模様を表現した革ですね。
革に刻印をする時にはある程度の硬さが
必要となります。
なので、同じシボを施した革でも
前述の革は比較的、柔らかい革で
型押しの革は硬さや張りがあります。
また、撹拌や収縮剤で作られたシボは
大小様々な模様ができますが、型押しは
シボの形が均一になります。
つまり、端から端まで同じ形の模様に
なります。
こういう事を覚えておくと、お店で
店員さんに質問しなくても見極める事が
できますね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0151.gif)
~~まとめ~~
様々な革の種類、様々な硬さや厚みの革
そして、様々な加工方法がありますが
それぞれの特徴を押さえておくと
作りたい作品にあった革を選ぶ事ができ
自分のイメージ通りの物を作る事が可能に
なります。
使う材料の事を知るのもレザークラフト
の1部ですし、覚えていくと楽しさも
倍増となりますので、色々な革を使い
そして、実際に触ってレザークラフトを
楽しんで下さいね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0158.gif)
*ここでのレザークラフトの技法は
あくまでも私個人のやり方ですので
正解ではありません。
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南柏ビル 605
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メール tkhs3150@pd6.so-net.ne.jp