千葉の松戸から柏へと続く革物語

【Handmade Leatherwork Akashi】

遊びの勉強とレザークラフトの小ネタ

2020-01-23 09:41:38 | レザー教室
私の趣味として小物アイテムの
ペイントとウェザリングが
あるんですけど
錆びの種類って色々あるので
研究とかしています

例えば

地元の踏切

赤いペイントが剥がれて
黒い錆び止めペイントも剥がれて
内側から錆びていく様子。

何処から錆びが始まって
何処が錆びやすいのか?等
ウェザリングをする時に
実際の様子を想像しながら
塗っていきます。
こうやって見ていくと
錆びも面白いですよね


色塗りに関連してのレザークラフトの
小ネタをちょっと

革には色々な加工の方法が
あるんですけど
その中での染色方法で
裏まで染まってる芯通しの革と
表だけ染まっている革があります。

芯通しの革はそのままトコーノールで
磨けば何となくその色合いで磨く事が
できますが、銀面だけ染まってる革の
床面やコバ面は革本来のベージュっぽい
色になっているので仕上げる時の
違和感が出てきていまいます。

そんな革を磨く時に使う私の技です。
トコノールには白色、黒色、茶色の
3種類が販売されていてオールマイティ
の白色、黒い革をより黒くしたい時に
使う黒色みたいな使い方をします。

では、その他の色はどうするの?
そんな時に使っているのですが
今、製作している

オレンジの革
この革は銀面だけ顔料で
染まっています。

なので、床面やコバ面は

こんな感じ
ここをわざとらしくないオレンジに
します。
コバ塗材とかを使うとどうしても
大袈裟になってしまうので
逆に目立ってしまいますよね。

なので、

トコノールに絵具を混ぜます。
今回は絵具のオレンジが手元に
なかったのでスピランを使用
しましたが、トコノールは水溶性
なので、水に溶ける絵具がいいです。

これを良く混ぜて


トコノールの使い方と同じ様に
使っていけば

こんな感じに仕上がります。
(ボケてますが。。

これならわざとらしくない感じで
仕上がりますよね^^
色を濃くしたければ絵具を多めに
混ぜればいいし、薄くしたければ
少な目に混ぜればいいだけです。
この辺は好みで変わると思いますので
分量はお好みで大丈夫です。
色々な場面で使える技と思うので
覚えておいて損はないと思いますよ











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TEL    0471-43-9998
定休日  不定休
営業時間 AM 11:00~PM 20:00
メール   tkhs3150@pd6.so-net.ne.jp


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