千葉の松戸から柏へと続く革物語

【Handmade Leatherwork Akashi】

レザー教室風景と生徒さんの作品

2022-08-26 08:00:00 | レザー教室
生徒Sさんの素敵な作品が完成
しました


イタリア製の床革を使用した
アシンメトリーなトートバッグです。
良く見ると、持ち手もアシンメトリーで
ステッチの色も違う拘りようです。

革には表と裏があり、表側を【銀面】と
言い、裏側を【床面】と言います。
半裁を購入する時、革の厚みが厚い時
好みの厚さに薄くして貰います。
これを【漉き】と言って
『〇〇mmに漉いて貰えますか?』
なんて言い方をします。

漉いて貰うと1枚だった革が銀面と床面が
ある革と床面と床面の革の2枚になります。
この床面と床面の革の事を『床革』と
言います。
【床革】は銀面がないのと、より、皮膚の
組織部に近い為、強度がありません。
なので、商品として使う事は殆ど
ありませんが、そういう事を理解した上で
個人的な作品を製作したり、試作で
使ったりすることは問題ありません。
床革の雰囲気が好きという方も多いので
一概に『弱いから使わない!』と言う
のではなく、こんな風に有効活用して
頂けると革を扱う者としてはとても
嬉しいです
お疲れ様でした












続いては生徒Tさんです。
同じもにトートバッグを2点、完成して
頂きました

可愛い色合いのトートバッグですね
同じ物を同じように作るのは意外と
難しいいのですけど、見事に同じように
完成しましたね

Tさんのアイデアで持ち手の片側はハトメ
に通せるようにして縛りまります。
こうする事でバッグにもなるし
ショルダーバッグにもなる2way仕様です。
斬新なアイデアで勉強になります。。
【作りたい形】【作りたいアイデア】で
自由ににできるのがハンドメイドの
良い所ですね
これからもどんどんアイデアを出して
下さいね
お疲れ様でした











最後はMさん。
Mさんは3つ折り財布の製作を開始
しました。
仕様やデザインを考えて型紙を製作し
革を切り出していきます。

使用した革はタンニン鞣しの牛革。
床磨き&コバ磨きをしっかり行います。

ここで、床磨き&コバ磨きの
ワンポイントです
床磨き&コバ磨きに力は要りません。
ゴシゴシと磨いているイメージですが
ゴシゴシ磨くと薄い革や柔らかい革等は
伸びてしまい、形が変わる事もあります。
コバ磨きや床磨きは革の表面を磨く事しか
できないので表面を擦るように軽い力で
OKです。
力まず、リラックスして行いましょう

次回のMさんは組み立て工程です。
素敵な作品が出来上がるといいですね。
お疲れ様でした





















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     南柏ビル 605
TEL    0471-43-9998
定休日  不定休
営業時間 AM 11:30~PM 20:00
メール   tkhs3150@pd6.so-net.ne.jp

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