千葉の松戸から柏へ続く革物語

【Handmade Leatherwork Akashi】

買ってみた!

2019-02-06 20:03:08 | レザー教室
レザークラフトをしていると必要になるのが
【ゲージ】

職業別でも何かを計る道具は必要ですよね
例えば紙の厚さを計ったり、例えば、鉄板の厚みを
計ったり、、と
作品をきっちり作ろうとする場合の
必要不可欠な道具です。



革の世界にも革の厚みを計る事はとても大事で
その革の厚みを計るのが【レザーゲージ】です。

レザーゲージは形も価格も様々ですが
今回、密林で販売されていた最安値の物を購入
してみました。
(敢えて、最安値での検証です。)




左が普段、私が使用している日本製の物(6000円位だったかな)で
右が今回購入した物です。
お値段は 600円~700円位です。

並べて見ると大きさが違うだけで あまり、変わりませんね。。
重さは右側の方が軽くて扱いやすいです。

上の突起を押して革を挟んで計るのですが
右側の方が少し重い感じがします。




計り比べても左側の物と同じ厚みで計測できました。
左側の物はより細かく計れますが、正直、そこまで
計れても製作にはあまり、影響しないので
とりあえずは右側の物でも良いのではないか
思ってます。

まぁ~、もう少し使って見て不具合がおきたら
また、書こうと思いますが
趣味程度でやってる方でしたら これで十分な気がします。
これから私も愛用しますよ




そして

いつものお仕事も始動です











ホームページ
↓   ↓
Handmade Leatherwork Akashi





住所   千葉県柏市南柏1-2-6 南柏ビル 605
TEL    0471-43-9998
定休日  水曜日
営業時間 AM 11:00~PM 20:00
メール tkhs3150@pd6.so-net.ne.jp
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ブラシエイドとガンホルダー

2019-02-04 21:55:05 | 作品紹介
1週間に3回以上を目標にブログを
書いているのですが結構、ネタに困るのと
書く時間が必要となります。

ブログは一応、考えながら読み直しながら
書いているので最低1時間はかかってしまいます。
誰が読んでいるのか
意味があるのか は 
ま~ったく分かりません



今日のネタは私の趣味から
色々な物をプラカラーでペイントしてるのですが
筆を洗ったり、染料を薄めたりする時に使う
薄め液(シンナー系)に思った以上にダメージを
受けます。(時には頭が痛くなったりします。)

そんな中

ブラシエイドという商品。
ちょっとした事からこれをご紹介頂いたのですが
試しに使用した結果、、、

メリットとしては
〇 シンナー臭くない事
〇 使用後は筆がリンスをつけたようにスベスベになる事。

デメリットしては
〇 万能ではない事(染料によります。)
〇 シンナー系より筆を洗う時間がかかる。

以上のような結果ですが
当工房は狭いので匂いがしない事を重点におき
写真のように大量買いしました
これでしばらくは安心です






そして、以前、ペイントしたエアガンにガンホルダーを
作ろうと始動しました!


自分なりに決めていた事は
ヌメ革を使う事。 だけです

型紙を3回位修正しながら、革を切り出し
後は付け足し、付け足しです。。。

ちょっと淋しいからと刻印を打ち、まだ淋しいからと
コンチョを付け
雰囲気が出ないからと手縫いをして、、、




まだ、途中ですが、ほぼ完成です
狙った通りのスリムな感じに仕上がりました
馴染まないとカッコ良くないので
暫くエアガンを入れっぱなしにして
形成させたいと思います。













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ちょっとした革のお話し ②

2019-02-02 20:07:40 | 革のお話
前のブログで『良い革』について少し書きましたが
今日はそんな良い革を使ってコバ磨きをしてみました。


上手にコバ磨きができる革
〇 タンニン鞣しで繊維が詰まっている革
〇 タンニン鞣しでオイル加工を施した革
などが個人的には適していると思います。
そういった意味でコバ磨きに適している『良い革』です。


参考本等を見ながら同じ要領でコバ磨きしているのに
なかなか光らない、ツルツルにならないっていう時は
1度、革の質を見直す事も大事だと思います。


一言で【コバ磨き】と言ってもその工程は何段階もあります。
(*コバとは革の断面の事です。)
また、大事な事、押さえておかなければいけないポイントも
沢山あります。

まず、カットした断面が平ら(垂直)である事。
コバ磨きはスリッカー等の工具を使用しますが
スリッカーの面が革の断面にまんべんなく当たっていると
いう事が条件となります。
断面が斜めだと尖った所しか磨けません。
1枚の革の時はここに気をつけて磨くといいと思います。



では、2枚に重なった時はどうでしょう?

断面を垂直にする所は同じです。


重なった革のコバ磨きでは良く2枚を1枚に見せるという
言葉を聞くと思います。
これをやるには重要なポイントあります。
それは、圧着です。

断面を揃えて貼り合わせたら
金槌等で軽く叩いて圧着します。
こうすると




貼り合わせただけで重なりの筋がかなり見えなくなります。



そして、1回磨きます。

(私が使用した革は凄く繊維が詰まっていましたので
 水のみで磨きました。)

この後、800番手位の紙ヤスリで軽くヤスります。
ヤスる理由は断面をより、きめ細かな断面にする為と
1度、光ったコバはもうそれ以上にはならないからです。



2回目


3回目

というように 自分が納得するまで
この工程を繰り返します。



そして

これが5回目です。

最後は水→ヤスリ→トコノール→オイルという
順番でこれは仕上げました。


コバ磨きにはトコノールの他にもCMCとか
フノリとかが良く使われます。
また、焼き締め処理を行ったり、ロウを塗ったりと
人によって多種多様なやり方があります。


コバ処理は他にもコバ塗りやヘリ返し等もあるので
作風や使用する革と相談して適したやり方で処理すると
いいと思います。
また、イタリアの某ブランドのように
敢えて、磨かない事を作風にするやり方もありますね。










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