千葉の松戸から柏へと続く革物語

【Handmade Leatherwork Akashi】

ネタ製作とちょっとだけ違うんです。

2019-06-14 09:40:11 | 革のお話
まだまだ先の事になると思いますが
一応、準備だけ。


こういう複雑な形の物を大量に作る時には




抜き型があると便利ですね
手切りだと何時間かかるか分かりません。。




こちらは四角なので手切りです
両方共、カシメやホックをつけるだけで
出来上がるコインケースです。

これらに自由にスタンプ等でアレンジして
楽しみながらオリジナルアイテムを作ろう!っていう
感じの物になる予定です





話しは変わりますが、、、、
先日、教室内でちょっとした疑問が出ました。
この話はかなり昔にブログでも書いたのですが
改めて検証してみました。

内容はクラフト社製の菱目打ちとセイワ社製の菱目打ちは
どのように違うのか。。。というお話です。


まずは、穴をあけてみました。

適当にカットした革の長さは8、4cmで
両方共、19目でした。

因みにですが、菱目打ちに表記されている数字
クラフト社さんでは2mm幅という意味の【2】
セイワ社さんでは4mm幅という意味の【4】
表記は違いますがどっちも同じ幅という事ですね。



穴をあけた時点であなの形状が違う事が分かると思います。
クラフト社製の方が少し角度がないように見えますね。



同じ縫い方で縫ってみました。
カメラがアップに弱いのでぼやけていますが。。。
微妙に違いますね。(実物は教室にあるので見てみて下さいね。)

どちらがいいとかはそれぞれの好みだと思いますが
注意点として、クラフト社製の菱目打ちとセイワ社製の
菱目打ちを混ぜて使用しない事です。

例えばですが、購入した都合で4本目はクラフト社製で
2本目はセイワ社製の持っているとします。
そして、カーブがあるアイテムを作っているとします。

直線は4本目で打ちますね。
当然カーブは2本目ですね。

3枚目の写真のように微妙に縫い目が違うので
【ちょっとだから】と違う物を使用すると
【ちょっとだから】違いが目立ってしまいます。

『なんで均一に縫えないのかな?』
『なんでここだけ違うのかな?』って思った時
こういう事が原因かも知れません。
これは実は、私の実体験です。。。

レザークラフトを始めた当初
色々な所で色々な道具を購入したのですが
前述したように表記は違えど、同じmm幅なので
気にせず使っていた事があります。

道具等を買う時、揃える時は
同じ会社の物で揃えた方がいいので 気をつけて下さいね
因みにですが、当教室はセイワ社の代理店ですので
セイワ社をお薦めしています










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住所   千葉県柏市南柏1-2-6 南柏ビル 605
TEL    0471-43-9998
定休日  不定休
営業時間 AM 11:00~PM 20:00
メール   tkhs3150@pd6.so-net.ne.jp











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レザー教室風景

2019-06-12 21:15:21 | レザー教室
最近、色々な事が頭の中を巡り
何か落ち着かない感じです。。。


んでは、教室風景ね。



生徒Iさんはヌメ革を使用した
ロングウォレット製作を始めました。




このロングウォレット
レザークラフトで行う工程が全て詰まってます。
厚みがあるので コバを揃えないと綺麗に仕上がりません。
コバを綺麗に磨く為には革のカットが重要となります。
時間をかければ それなりに綺麗に仕上がるのですが
いかに早く仕上げられるかを考えながら製作するのも
なかなか楽しいんですね。

また、縫い目が全て見えるので縫い目の穴あけが
重要となります。
間隔や深さの均等が綺麗な縫い目に繋がります。



私がレザークラフトを始めたきっかけがこのウォレットです。
20代の時にアメ横で見た時、この人生が始まりました。
とはいっても 初めての作品はショルダーバッグでしたが。。。

2作目にこのウォレットを製作したのですが
今思うと とても恥ずかしく見せられません。。

そこから3年か4年位は作り続けましたが
今は殆ど作っていないので また、下手くそになったかもですね~
いい機会なんで、Ⅰさんと同じ物をつくってみようかなぁ~
なんて思ったりもしてます


一緒に製作しながら自分自身も注意点等を見つけながら
進めるのも分かり易いかもですね。
頑張りましょうね







続いては生徒Fさんです。



今回からショルダーポシェットの製作です。
Fさんのスキルが上がっているので
要点だけ説明しただけで 勝手に進んでいきます

マチに対しての本体の大きさが合っていれば
形が歪む事なく、進めていけると思います。

注意する点は マチと本体をしっかり貼り合わせて
ずれないように穴をあける事ですかね。

外縫いのバッグなので縫い目がガタつくと目立ちますからね。
後は付属品のチョイスですね。
金具等が変わると雰囲気もガラッと変わるので
ご自分が目指している雰囲気の金具を選ぶ事も
大事な事だと思います。

こちらも完成が楽しみです
















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楽しそうな予感と手縫いを考える

2019-06-08 08:52:19 | レザー教室
新しいカルチャーのお誘いを頂き
面接&プレゼンをしてきました


場所はちょっと遠いですけど

埼玉県久喜市にある






そうです
只今、絶賛建築中

今年の夏にオープンするそうで
スタッフの面接会とカルチャー講師の面接会が
同時行われていて、たくさんの人がきていました。

採用されるかかは まだ、分かりませんが
楽しい時間が過ごせる予感しかしないので
皆さんも祈ってて下さいね





話しは変わりますが
レザークラフトをやっていると
手縫いの縫い目の綺麗さやコバ磨きの綺麗さの壁に
ぶつかると思います。

手縫いってどうやるの
何が正解なの?、、、みたいなね。

市販されているレザークラフトの本やネットで見る動画等
統一されていませんよね

大体は【奥から手前に縫い進む】って感じで行われてる
気はしますが・・・・


そこで、改めて、色々な縫い方で試してみました。


縫い穴はSEIWA社の4mmピッチです。
ちょっと、見ずらいですが、それぞれ縫い方を変えています。
裏側の写真を忘れたのと、実物を見ると微妙な変化も
分かると思いますので気になった方は実物を見に来てくださいね。。


この縫い目については 教えてる側から言わせて頂くと
すごく、難しいんです。

私は我流の縫い方で縫っていますが
お教えする時は良く目にする縫い方をお教えしています。
何故かと言うと、、、

『先生 この縫い方は本とかと違うんじゃないですか』』とか
『この間、動画で見たのは こうでしたよ』みたいな
クレーム交じりのお言葉を頂くからです

何を持って違うのか

まぁ~、【レザークラフト あるある】ですね



当教室ではこんな疑問にもお答えしながら
進めさせて頂いてます
教室のお問い合わせはお気軽にご連下さいね













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恥ずかしいけど過去作

2019-06-04 09:02:10 | 作品紹介
只今、新しいカルチャーのお話を頂いていて
その為のネタを考えたり、製作したりで頭を
悩ませています。。。

カルチャーの時間って大体、2時間位なのですが
レザークラフトの場合の2時間って
正直、何もできないんですよね。。。
頭が痛いです。。。

そんな感じなのでブログネタがありません
んで、今となってはちょっと恥ずかしいんですけど
過去作を載せてみます


私がレザークラフトを始めた時はネイティブ系や
エキゾチック系の作品が多かったんです。
今ではミシンも扱っていますが
この頃は全て、手縫い&手漉きです。
(作品は多分、10数年位前です)




3つ畳みのロングウォレット



使用した革は栃木レザーです。
この頃の革はとても上質で価格も安かったんで
贅沢に使ってましたね~



一般的なロングウォレット
手染めなんかもやってた頃です。




バスケットスタンプ



2つ折り財布
もう、ガッツリネイティブですね




スティングレイを使用した2つ折り財布
この革は硬くて大変でした。
縫い目もガタガタですね。。。
この辺りからエキゾチックレザーにハマっていったんですね。




バッグ
黒い所はブラックの栃木
赤い所はヌメ革を染色して作った物です。
持ち手はコンチョで留めてあります。


まぁ~、こういう事を重ねて現在に至る訳ですが
この間には考え方や革との接し方も少しづつ変わり
年と共に好みも変わってきました。
ミシンや漉き機を扱うようになり、技法も作品の幅も
大きく変わりましたね~。


なんの教室でもそうですが、教室とは
技術と時間をお金で買う所だと思います。

なので、今まで、沢山の時間をかけてきた私のスキルを
少しの時間で皆さんにお渡しできるように
努力していきたいと思ってます。
有難うございました











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