放菴日記抄(ブログ)

これまでの放菴特集・日記抄から「日記」を独立。
流動的な日常のあれこれを書き綴ります。

<花巻界隈(風鈴)紀行5>

2014年09月07日 02時13分05秒 | あんなこと、こんなこと、やっちゃいました
 大沢温泉「山水閣」に到着。チェックインが遅れたので駐車場はいちばん端っこになってしまった。

 大沢温泉は、そんなにお宿の数があるわけではない。手前にある志戸平温泉の奥座敷的なところといえばいいか。それでも寂びれた感じがしないのは、ここが歴史あるホンモノの湯治場であること。それから宮沢賢治のおかげというのもあるかもしれない。
 ここは賢治がよく気に入って訪れたところ。とくに自炊部と川向いの菊水館は古い木造建築そのまま。賢治が見た当時の景色を見れるというのだから、一度は訪れてみたいと思う人は多いのだろう。

 僕らは湯治未経験者なので新館(山水閣)のほうへ泊まる。もちろん自炊部のお風呂も利用できる。
 お部屋へ通されて、すぐに中居さんがご挨拶に来た。話しやすそうな人だった。
 
 ひと風呂浴びて(身体がほぐれるくらい気持ちいいお湯だった!)、すこししてから料理が運ばれてきた。
 お飲み物は?と訊かれて、やっぱり「銀河高原ビール」を頼んだ。瓶入りの銀河高原ビール。これは貴重! 通販でしか手に入らないんだよなぁ。
 
 銀河高原ビールのいいところは「お米」「大豆」を使っていないこと。 
 小麦、ホップ、水、それだけ。「ヴィルヘルム4th=ドイツ純粋令」を遵守しているのだとか。それでこそブラウ・マイスター!
 甘みがあるけどベタベタしていない。飲んで出る汗もベタベタしない。国産ビールの面白くないところをすっかり払拭してくれる。いいなぁ、こんな素敵なビールがあるなんて、岩手県はいいなぁ。

 瓶を空けたあと、こっそり缶の方も開けて飲んだ。
 んー、やっぱり瓶のほうが余計な匂いが付いていなくてよかったな。缶は少し金属臭くなる。ドライビールなら気にもならないところだけど、銀河高原ビールのように贅沢なものを飲むと、いろいろ気になってしまう。

 さて、食後にデザートが付く。大吟醸のアイス。青ばた茶豆のアイスとともに追加注文して食べた。これ、お土産にほしいぃぃぃ、ってダメだ。溶けちゃう。

 みんなはこの後、自炊部のお風呂を探検に行った。
 僕は少しウトウトさせてもらった。幸せぇ-。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« <花巻界隈(風鈴)紀行4> | トップ | <花巻界隈(風鈴)紀行6> »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

あんなこと、こんなこと、やっちゃいました」カテゴリの最新記事