退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#697: ディズニームーヴィー、思い出たくさん。

2016-06-17 22:25:39 | アメリカ便り
先日、娘と“ジャングルブック”を見に行きました。
これはディズニーのアニメ、ジャングルブックのリメークです。
コンピューターテクニークが進歩したおかげで、実際の人間とCGI(コンピューターで作られたイメージ)が一緒にスクリーン内で演技をしている。
最近の映像技術はすごいですね。

ディズニームービーは子供たちが小さい時からたくさん見ています。
一番最初のが、“リトルマーメイド”。
これは3歳児にはもってこいの楽しい歌がたくさん入っていました。
タコの悪女が出てくるときはちょっと怖がりましたが。
この映画は100回ぐらい見たのではないでしょうか。
テレビの前で踊りながら一緒に歌っている娘、息子の姿が今でもはっきり目に映ります。

その後は、バンビ、ダンボ、ピーツドラゴン、メリーポピンズ、などなど数え切れないぐらい見ました。
バンビでは、お母さんが猟銃で殺されたり、森が火事になったりと恐ろしいところがふんだんにあり、当時子供達が通っていた“モンテソリー”システムの保育所では、“そういった子供にインパクトを与える映画は見せないように”と言っていました。
そこは、“子供は親の自由”と思っていた私は、ある程度現実というものも見せておいたほうが良いし、おまけにアニメ、それほど人生にマイナスにはならないだろうと思い、躊躇せず見せてあげました。

でもおかげで、我が家が丸焼けにならずにすみました。
変な話ですが。
ある週末いつものように我が家に友達が5人ほど集まってハッピーアワーをしていました。
私は、下の息子をおぶってビール片手にてんぷらを作りながら、みんなとデッキで会話をしたり忙しく動き回っていました。
会話が弾むと、もちろんてんぷらを作るための油を火にかけていたこともわすれてしまい、火が油に燃え移ってしまいました。
がデッキにいた私はそれを知らずに相変わらず会話に花を咲かせていました。
そこへ、娘が困った顔をしてやってきて、一言“ファイヤー”といったのです。
“また、バンビでも見ているのかな?!”と大して気にも留めていませんでしたが、家の中に戻った娘がまたデッキに出てきて“ファイヤー、ファイヤー”といい続ける。
“あ、そうだてんぷらを作っていたんだ”。
油の入った鍋の中で、火が燃え盛っていました。
本当に“ファイヤー”だ。
火のついたな鍋を持ってデッキに行き、なべそのものを外に投げました。

というわけで、娘の“ファイヤー”の一言、いや2,3言で、一家火事で家を失うことになりませんでした。
これも娘と“バンビ”のおかげでしょう。

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