退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#696: 大変な世の中になってきたからこそ、“なめられるな” なのです。

2016-06-15 22:58:24 | アメリカ便り
中国の軍艦が、尖閣沖なんてせこいことを言わず、今回は本当に鹿児島県沖に領海侵害。
政府は中国がどうしてこのような行動をとったのか、模索中とのこと。
沖縄諸島、沖縄県民の出方次第で、南沙諸島と同じ運命をたどる感じがしてきました。
パターンが似ているのではないでしょうか。
“台風に遭遇した場合の、中国漁船の避難場所の探索”なんて言い訳をしながら、中国領土を広げていくのでしょう。
南沙諸島がやられたように。

中国というのは、ロシアもそうですが、目的がわからない。
もちろん“領土を広げる”という単純目的一筋で行っているのでしょうが、なぜ?
“大きいことは良い事だ”、なのでしょうね。
でも、今でも統制が利かない国なのに、これ以上領土を広げてどうするのでしょうね。
物理的な拡張より、国民、国政を何とかしなくてはいけない時だと思うのですが。

しかしながら、どうして日本は領海侵入の中国軍艦、見逃したのでしょうか。
またまた、“遺憾に思う”でおわらせるのでしょうか。
韓国軍艦でさえ、領海侵害した中国漁船だか公船に(威嚇)射撃したではないですか。
なめられるのですよ、これだから、日本は。

外交する上で一番大切なことは、“なめられるな”と思います。
これは外交レベルだけではなく、私たちが暮らしている一般社会にも通用することと思います。
アメリカでアジア系というのは“なめられる存在”にあります。

日本人は英語が下手ではっきりものを言わない、そして訳もないのに笑う。
中国人は不潔っぽい、うるさい、金に対して貪欲。
韓国人はくさい、不潔っぽい、自我が強い。
ちなみに以上の見解は私個人の見解です。
これらのことが他国の文化になじみのないアメリカでは、特になめられる原因となっていると思います。

私はアメリカに来て40年近くなりましたが、以前は日本人として、アメリカ人や他国民に“なめられない”ということに重点を置いて生活してきました。
今は重点を置かなくても自然と“なめるなよ”という態度が現れていますが。

しかし、“なめられる”ということは非常に奥が深い行動だと思います。
というのは、“なめる”という国民性と“なめられる”という国民性が複雑に絡み合って、結果をもたらしているからです。
私が思うに、というか信じたいのは中国、ロシア、韓国、北朝鮮なんかは、自分たちは他国を“なめている”感じでいるのだろうけど、実際は“なめられている”のでは。
だって私達や、欧米諸国は“馬鹿な国が”なんて感じでそれらの国を見ているでしょう。

泣く子と坊主には勝てぬといいますが、馬鹿な国を相手にすることほど、無駄なことはないですね。

ハブグレジュンタのマミー