退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1039: 愛国者には必読の本を見つけた。

2018-06-22 09:08:13 | アメリカ便り
昨日朝,いつものように100%遅れる、いつもの年寄りだか若いのかわからない愛想のまるっきりない運転手が運転するシャトルに乗り、5日間の家政婦業を終え娘のアパートを出て、ピッツバーグ空港へと向かいました。
隣に立っていたベトナム人のおばさんはワシントンDCに行くとのことで、私を含め、4人ほどの人たちに“ここで良いのか?”と同じ事を聞いて回っていました。
私のシャトルが25分遅れで来たころに、DC行きは50分遅れということになりました。
こんな調子だから、シャトルは1時間は遅れることを予想して飛行機を予約しなければいけないのです。

いつも時間通りに来て当たり前と思われている日本国の交通機関、日本人は感謝してください。
そのような国って、この地球上ほとんど存在していないと思います。

ピッツバーグ空港ではセキュリティーの混んでいる事。
私はいつも“プリチェック”といってX線をやるだけで、鞄からコンピューターを出したり、靴を脱いだりしなくてもいいのですが、その列も混んでいました。
そしていつものように、空港内の店を見て回り、お茶を飲んで時間をつぶしました。
セントルイスにつく少し前から、隣のにこやかな中年の男の人(ドイツ人)と話し始めましたが、この人ピッツバーグ大学医学部の助教授とのこと。
娘いわく、ピッツバーグ大学医学部は有名だそうです。
娘が“小児科”をやりたいようだと教えると、その人も小児科だそうで、名前と電話番号、そしてメールアドレスも教えてくれました。
“チャンスがあったら逃がさない”という私の信条とは真逆な娘。
チャンスをザルに通して、全部逃がしてしまう娘、(主人もですが、息子はだんだん変わってきましたが)、これからの人生、いろいろなチャンスや落とし穴が襲ってくるでしょうが、正しい判断をしてほしいものです。

でもこの教授、非常に人懐っこく、こんな私に話し始めて3分ぐらいで、個人情報を教えてくれるなんて。
昔、日本人と働いていたそうで、鈴木メソッドのことも知っていました。
日本人が好きみたいでした。
このような人たちって結構多いのです。
“日本人だから好き”という外人が。
日本人ということに感謝したいですが、日本にも外国にも“義日本人つまり在日”が蔓延している昨今、“日本人だから好き”という外人が少なくならなければ良いけど。

別れ際に、グミをあげました。
私のドイツ人の友達が“グミベアー”を持ってくるので。
私もちょうど娘のところから持ってきたところでした。

セントルイスに着いて、主人のお迎えを待っていると、隣にはインド人の若者が“草間弥生”のポスターを持って立っていました。
“え、これどうしたの?”と聞くと“京都の美術館に行ってきたところ”との事。
ポスター5枚あるからと、1枚くれました。

今日は4月に日本に帰った時に買った本について書くつもりでしたが、次回にします。
“日本の歴史を知らないな~”と常日頃感じていた私が、“この一冊で日本の歴史がわかる”という見出しに誘われて買ったものです。

この本、日本人なら読んでみたら。

渡部昇一氏の“日本の歴史”です。

ハブグレジュンタのマミー