退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1043: 戦後の日本史:渡部昇一氏の「日本の歴史」から

2018-06-29 09:39:53 | アメリカ便り
今日は100度近くになるそうです。
ここ中西部の夏は90度から100度の日ばかり、大体、9月中ごろまで続きます。
犬も外には、用を足すときだけです。
とにかく暑いです。

さて本題です。
今日は「GHQの日本占領」です。
副題が「日本人から誇りと歴史を奪おうとした占領政策」
GHQとはマッカーサー率いる連合国軍総司令部のことです。

-占領軍は戦勝国になったからと言って第一次大戦までの文明国が決して行わなかったような政策をとった。
  1.過酷な言論統制:そこから生まれたのが、「そんなこと言ってもいいのですか」と言う戦後の日本人の卑屈さだ。
   これは現在まで続いている問題である。
   北朝鮮の核の脅威に対しても、朝日新聞が「核の議論をすることすらいけない」と言うのがその一例である。
   新聞が議論をしてはいけないと言うメディアにとっては自殺的発想は、占領下に生まれた悪癖である。
  2.「神道指令」と「教育改革」によって「日本精神」を排除:「日本精神」が天然資源もない日本が近代戦争を戦えた理由と考えたから。
   「神道指令」では国家神道を廃止し神社を極限まで抑えこんだ。
   民主主義の建前の下「教育改革」によってアメリカは自国ではもっとも重要視する、国をたたえ国に忠誠を誓う行為を禁止した。
   つまり、日本の日の丸を掲揚させず、君が代を歌わせなかった。
   いまだに日の丸‐君が代を「軍国主義の象徴」とし、「悪」とする反日教育思想にとらわれた教壇や法廷に立つ日本人も多いが、彼らはマッカーサーの子分であり続けているだけである。
  3.「公職追放令」:戦争協力者を公職から排除する
   20万6千人以上もの人々の職を奪い、メディアに出る口も封じた。 
   筋の通った有能な人材が各界から追われ、戦前戦中は日陰の身だった共産主義者達、左翼言論人が息を吹き返し教育界‐大学‐マスコミに入り込み日本が何でも悪いと言う「自虐史観」を日本に蔓延させた。

GHQ と彼らが目指したことは日本人を骨抜きにし、日本の歴史を奪うことだった。

皆さん知らなかったでしょう。

次回は東京裁判です。

ハブグレジュンタのマミー