退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1096: 16 shots 加害者がいつの間にか被害者

2018-09-25 09:42:49 | アメリカ便り
アメリカ中西部はようやく‟あー、夏もおわったかな~?”と言う涼しさとなってきました。
でも、まだ安心するのは早い。
絶対、毎年ながら、90度を超す暑さが‟来年の夏の暑さを忘れさせないぞ~”といった感じで2,3日やってくるのです。
これをアメリカでは‟インディアンサマー”と言います。

それが終わると雪がほとんどないけど、寒~い冬(-10’C-20’C)がやってきます。

3、4、10月が一番よい季節です。

さて今日のお題を見て‟あのことか”とわかる人は、日本では余りいないでしょうね。
今のアメリカの話題は、というか私が関心を持っていることは、

1.トランプが弾劾されるか、
2.トランプが推薦した最高裁判事候補のキャヴァノのセックススキャンダル、
3.シカゴで起きたポリスシューティングで、車上荒らしのナイフを振り回した黒人が16発撃たれて死んだ。
4.南北朝鮮が統一して一緒に無くなれ。

と言ったことです。

この#3が今日のお題です。
アメリカのポリスは年間2000件のシューティングをするそうです。
1日に6件近くのポリスシューティングがアメリカ国内で発生しているのです。

懲戒免職覚悟の拳銃使用である日本国警察官にとって拳銃はお飾り同然ですが、、アメリカのポリスは拳銃を使用するために持っています。

そんなシカゴポリスが、車上荒らしの通報を受け現場に行くと、ナイフを持った黒人が警官の阻止を無視して歩き出したたため、警官はこの黒人に対して16発放ったそうです。
もちろん黒人は亡くなりました。

本当にいつも感じることですが、白人黒人に対してとは関係なくアメリカポリス、アメリカ人は拳銃を使いすぎる。
これも最低で、4億丁の銃が出回っているアメリカ社会ならではでしょうか。

でもここで今、問題になっているのは‟ポリスが16発打った、それも黒人に対して”、だけなんです。
その元凶が問題視されていない。
どうしてポリスが登場しなくてはいけなかったか。
この黒人は車上荒らしという犯罪を犯し、被害者が実際に出ているのです。
だからポリスの出場となったのです。
それを打たれたのが黒人で、それもポリスが16発も必要以上に打ったことだけが問題とされていない。
私は別にシカゴポリスの方を持つわけではないし、犯罪を犯す黒人(白人)は打たれて当然とは思わない。
ポリスもテイーザーがあるし、ナイフ相手だったら何人も、でかいデブのポリスが来ているんだから取り押さえたり、あるいは手足を打つということもできただろうし。

ここで、黒人だけが被害者となっているがこの16発打ったポリスもある意味被害者だったと思う。
だって、この黒人が最初に車上荒らしをしなければこのポリスが16発打つことも無かったろうに。
私はこの黒人が白人だとしても、ポリスに打たれていたと思う。
16発かどうかは判らないが。

この続きは次回です。

日光華厳の滝













もののけ姫に出てきそう



ハブグレジュンタのマミー