退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1100:日本の中の北朝鮮を書こうと思ったけど、サッカー選手ロナウド事件です。

2018-10-06 08:29:53 | アメリカ便り
先日のニュースで世界的に有名なサッカー選手、ロナウドがラスベガスに住む女性から暴行事件で告訴されたということを知りました。
この‟暴行事件”は2009年にラスベガスのホテルで起こったそうです。
この女性はコールガールのようなことを職業としており、ロナウドの部屋に呼ばれ、職業服(下着のようなもの)に着替えてお風呂で‟なんか”しようとした際、ベッドに押し倒され‟やめてやめて”と叫んだのに、暴行された。
とのこと。
そして、その後すぐにロナウドを告訴しようとしたが、4千万円ほどで告訴を取り下げたそうです。
そして今回再度、ロナウドを慰謝料2千万円で告訴したそうです。
ロナウド側はもちろん暴行事件を否定しています。

誰の言葉を信じたらよいかわかりませんが、‟これはないでしょう”というのが私の感想。
こういうのがたびたび出てくると、‟Me too" movementが台無しになるのでは。

つまり、女性が女性を窮地に追いやっている気がします。

話がそれますがアメリカの医療費が高い理由の一つも同様な動き、つまり、‟患者が他の患者の首を絞めている”減少に似ている。
これはちょっと説明しなければいけないでしょうが。

つまり、アメリカの医療費が高いのは医者に対する過失責任保険が日本と比べ物にならないほど高いからです。
というのも患者から医者に対する告訴が日常的に行われているからです。
製薬会社に対しても同じ。
肥満の糖尿病患者がある薬を飲んで、湿疹ができたとか、足のむくみがひどくなったとかで製薬会社を告訴する。
もともとが健康状態最悪の人だから、果たして、薬がその症状の原因となっているかどうか判断付けにくいのだが。
とにかくこういったことで、簡単に告訴を始める。
日中のテレビの宣伝といったら、‟何々を飲んで、こういった症状(何十もの症状がリストにのっている)が出た人はお知らせください。製薬会社を告訴できますよ。金をふんだくれますよ”といった法律事務所からの甘いお誘い宣伝で満載。
だから薬が高いのですよ。

というように‟Me Too" movement が女性の首を絞めることにつながらなければよいが、と思うほど、昨今、‟なんかへんだな!?”と思う訴えが出てきています。

もちろん、‟Me Too" movementにより、泣き寝入りをさせられていた女性被害者に明かりがさしてきたのはよいことと思います。

ちなみに私はキャバノよりDr. Ford を信じます。

でも本当の‟Me Too" movementには、もっと根が深い運動をしなければいけないと思います。

アメリカ得意のうわべではいけない。


日本の中の北朝鮮は次回。

ハブグレジュンタのマミー