退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1142:どうなるものやら、、、、

2019-01-11 07:56:23 | アメリカ便り
今日のセントルイス地方は大雪の模様です。
と言っても道産子の私から見たら、‟屁”でもないたかが8インチ。
でも雪が降るたび、‟退職者でよかった”とつくづく感じます。
と言うのも、セントルイス市民は雪道での運転を知らないから、ちょっとでも雪が降ると交通渋滞が始まる。
そのうえ、25年ほど前まではアメリカでは、‟雪道最悪の後輪駆動の車”がまだ結構走っていたので、雪道をスケートリンクのような感じで走っている(滑っている)。
そんな車の後ろに着くと怖いこと怖いこと。
おまけに我が家は坂のてっぺんに建っているということもあって、雪がちょっとでも積もったらもう帰れなくなる。
土方には車の墓場のような様な感じで、動けなくなった車がゴロゴロ散在している。

娘を妊娠した年に‟安全性と安さ”と言う二言で、ボルボ240DLと言う戦車のような鉄の塊のでかい車を買った。
ボルボだったら雪国で作られたんだから、雪には強いだろうと思ったけど、何の何の。
‟雪で滑って崖におっこっても車は壊れないよ”と言った強さ。
雪道走行の性能の前に事故が起きた時の安全性を重視。
‟ちゃんと走れたら事故は起きない”、と言うことを考えないというか、考えられないのかしらね。

私の乗っていたボルボは後輪駆動。
当時のボルボが全部そうだったかはわかりませんが。
滑りましたよ、道路をスケートリンクのように。

その点日本車は当時でも前輪駆動。
さすが日本車。
賢くないアメリカ人でも日本車を運転していたら、結構安心して後ろについていけます。

アメリカ車、今でも後輪駆動って存在しているのかしら。
アメリカ車なんて最初から買うつもりがないので知りませんが。

働いていた時にはオフィスの窓から雪が降っているのが見えたら、ソワソワ。
特に子供が小さい時には保育園にも迎えに行かなくてはいけなかったし。
待ったは聞かないですから、子供の保育園へのお迎えは。
研究員と言うことで、時間の自由は聞いたので、雪が降り始めるとすぐ帰りました。

今は道路管理が行き届いているし、車もほぼ全部が前輪駆動だから、‟車の墓場”状態はほぼなくなりました。

昨日の‟救急病院”で書くことを忘れたので一言。
アメリカは必要以上に仕事が細分化されています。
これは良い時もありますが、‟必要以上”と言うこともあり、負のインパクトのほうが大でしょう。
先日の救急病院が正にこれ。
だから必要以上に待たされる。
2時間近く待たされた挙句、主人は‟腕つり(Sling)”が必要と言うことになり、それが来るのを待っていましたが、待っても待っても来ない。
待つのが大嫌いの私は処置室のドアを開けて近くにいる看護婦に‟まだか?”と催促。
看護婦、‟もう少し待って、今、腕つり係りがいそがしいから”。
‟腕つり係り?、そんなのがいるの?
戸棚から、腕つりを出して患者に渡すだけでしょう?
さすが、賢くないアメリカ人。
何をするにも‟はっきりと係りを決めておかないとこんがらかるんだ”、と。
看護婦にあきれ顔で、‟うっそ~、そんな役割分担があるなんの”、と驚き顔で聞くと、‟これは盗難防止です”、と言われました。
あとで、戸棚に入っているはずの腕つりの数と実際に入っている腕つりの数が合わなかったら問題だから。
別に腕つり係りを置かなくてもいいんじゃない?!

これがアメリカの実態の一部です。

ハブグレジュンタのマミー