退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1150:さむー

2019-01-28 07:45:04 | アメリカ便り
おはようございます。
相変わらず寒い日が続いている、アメリカ中西部です。
雪は無くなりましたが、なんせ寒い。
明日あさってはマイナス18度とかになる予報です。
札幌は大雪みたいですね。
誰も住んでいない母の家、つぶされていないか心配です。

いつもは4月と10月に1か月から1か月半ぐらい帰っていますが、今年は5月に卒業する娘も帰りたいと言っているので、卒業が終わってから帰る予定です。
そして娘に合わせて2週間だけです。
それも半分は石川県に行きたいという娘のために、札幌にいる時間は1週間ぐらいになりそうです。
今はできるだけ娘息子といる時間を大切にしたいので。
息子も一緒に来ると言っていましたが、忙しくてダメになりました。
10月に来れるとよいですが。

隣の土地で農家をやっていた叔父が、土地をほぼ全部不動産屋に売り、今年から工事が入りそうです。
そうなると、しばらくは我が家周辺もひどい状態になりそうです。
なん十軒もの家が建つのだから。

この土地は私のひいおじいちゃんが祖父と青森から開拓者として入植した土地。
当時はクマと闘いながら、開墾していったそうです。
私が覚えている時代でも何もないところでした。
夏休みに2週間ぐらい兄と二人だけで来てましたが、来るのが嫌でしたね。
うるさい、恐ろしい祖父、そして何もないところだったもんで。
そして農家だったらから朝が早く、昼寝を絶対させられるし。

米が主で、あいたところにブドウ、トウキビ、スイカ、あじ瓜、キュウリ等、いろいろ作ってました。
農作業の合間に祖母が鍬で、小川で冷やしておいたすいかや瓜を上手に切って食べさせてくれました。
正に"トトロ”の世界そのものでした。
鶏も飼っていたから、大きなクルミの木の下で大きな窯で、にわとりのえさを作ったり。

時代とともに鶏がいなくなり、馬もいなくなり、クルミの木もなくなり、祖父が亡くなってからは、大きな鯉がうじゃうじゃいた池もつぶされました。
そしていつの間にか、店ができ始め、住宅もたち始まり、小さな私鉄が廃止になってしまいました。

そして今度はひいおじいさんと祖父がクマと闘って開墾した農地もなくなってします。

時が過ぎていくということは、周りから人やあったものがどんどん無くなっていくということなんだと感じる今日この頃です。












ハブグレジュンタのマミー