退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1208: 昨今感じること:フェミニズム

2019-05-07 10:17:54 | アメリカ便り
今晩は息子のガールフレンドと映画、‟Avenger: Endgame”を見に行きます。
私はこういった手の映画が大好きなのに、主人は‟ふん”と鼻で笑うだけ。
目で楽しむ映画が好きな私、頭で考える映画が好きな主人。
映画一つをとっても正反対です。
よく35年続いています。

こちらの映画館はこの5年ほどはリクライニングシートが盛んになってきました。
つまり寝ころんだ姿勢で映画が見られる、おまけに所によっては館内売っている酒を持ち込んで、酒を飲みながら映画が見られるなんてところもあります。

値段は一人1000円から1500円程度。
陽が高い日中に行けばその半分で見られます。
待ちに待った映画、楽しみ。

明日は娘のところへ。
これがピッツバーグ空港に行くのも最後かも。
4年間で何回往復したか。
‟もうだめだ、すぐ来てくれ”と、私が日本に行く予定の日の1週間ほど前に電話がきたり、‟何か食事を作ってくれ”とか言ってきたり。
そのたびに、‟必要とされているんだ”と、‟ホイホイ”と出かけていきました。
もうそれもなくなるんですね。
娘、30歳にしてついに親離れ、子離れかしら、、、と思っているけど、あまいかな~。

さて、昨今、と言うか、ちょっと古くなりましたが、上野X鶴子と言う東大名誉教授の入学式での祝辞が話題となりました。
ちょうど、新5000円札に津田梅子氏が選ばれ、これに対してフェミニズム派は‟どうして1万円札ではないのだ、どうして年取った梅子さんの写真を使わず、若き梅子さんの写真なんだ”といちゃもんをつけたそうな。

上野さん、女性学と言う私が思うに、あってもなくても良いような研究(この分野をしている人には失礼ですが)をしている人です。
この手の人って嫌いなんですよね、私は。
話題にしなくてもいいようなことを話題にして(と言えば、マスメディア世界の象徴的なような人ですね)、注目を浴びる。
この人、私が嫌っている‟婦人x論”によく出てきます。

今の世の中、力のある人、努力をする人は男でも女でも、黒人でも白人でもそれ相応の生き方ができるはずです。
その努力をし、力を発揮しない人たちが、‟フェミニズムだ!、人種差別だ!”と騒ぎ立てる。
重要なのは、そういった力のある人、努力をする人たちが、男女人種にかかわらず、実を結ぶことができる社会を形成することと思います。
フェミニズムはくそくらえです。
フェミニズムなんてことより、人間は平等であるという点を考えるべきなのです。
さもなければ、アメリカ社会で起きた‟黒人差別に対する差別に反対”なんてことが起きるかもしれない。
つまり、能力がない黒人でも、差別反対と言う名のもとに、スタンフォードの医学部に行ったりする現象が出てくる羽目におちいる。

上野さんも良くないけど、とにかく、東大と言う社会がよくない。
自分たちを特権階級とみなし、社会的差別の先端を行っているような大学社会。
そして、‟わー、すごい東大なんだ”と感嘆詞化して東大を表現する一般人も良くない。
そういう東大出が‟統計データ”をちゃんと出せないとか、書類隠し、ねつ造とかをやっているんですよ。

と、なんとなくまとまりがないブログですが、もう長くなったので、続きは次回です

ハブグレジュンタのマミー