退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1219: 男は男

2019-05-31 07:52:23 | アメリカ便り
昨日、無事帰ってまいりました。
キキとジュンちゃんからいつものことながら、‟よくも置き去りにしてくれたな!”と言う怒りと、‟会えてうれしいよ。父ちゃんと3人でどうなるかと思った!”と言う複雑な感情が入り乱れた歓迎を受けました。

しかしながら、本当にハードな2週間でした。
疲れているはずなのだけど、まだ‟ハイ”な状態なのか、まだ‟疲労困憊”がやってきていません。
それが来た時が怖い。

私が珍しく丹精込めた玄関前の庭。
度重なる大雨で、花が隠れるほど成長した雑草がごっそり。
かろうじて、花の色で識別できる。
おまけに屋根下に隠れた鉢植えのパンジーは、大雨に中、水が当たらなかったため、ひっからびていました。
おまけにその中に、ハウスレンと言うきれいな歌声の持ち主の鳥が巣を作っていました。
卵も3,4個確認。
でも玄関のすぐ横にあり、人や犬の出入りがあるため、親鳥は姿なく。
この卵はもうだめでしょうね。

帰ってきた家もまたしばらくハードな回復作業が必要です。
主婦に2週間見放された家の中は誇りがたまり、キッチンの床は歩くとざらざら。
鳥の餌箱は空っぽどころか取りはずされていました。

締め切りが厳しい仕事が2つ入っているのに。
いつ掃除ができるんだよ。

いつもながら、うちの亭主、私がいない間”いったい何してるんだよ!”です。
10を言って2.5ぐらい理解してくれる亭主、‟ハーフアスジョブ(つまり中途半端な)”的仕事をする亭主、子供が立派に育ってくれたのは‟俺のおかげ”と勘違いしている亭主、犬は好きだけど、最小限の面倒しか見ない亭主、あの両親から生まれた亭主、利己主義満載の亭主。
言い出したらきりがないのでやめますが。
これだもん旅行から帰ってくるたび、と言うか35年毎日”離婚”が頭をよぎっております。

度々、初めて会う女性(若い)に、”ご主人外人なんですか~、 いいですね、優しくて家事も手伝ってくれて”と言われることがあります。

外人と言うだけで、簡単に男が変わるわけではないのです。
男の決定遺伝子”Y 染色体”は所詮同じ。

と言うことで、日本の若い女性、特にニューヨークとロスアンジェルスの位置的関係もわからないような、浅はかな女性へ一言、‟男は所詮男”。

と言っても、こと家事分担に関してだけ(?)ですから、私がここで言っているのは。
私のブログの読者は男性の方も結構いると思うので、このブログを読んだ後、読者登録がどっと減るかもしれませんね。
そんな心の狭いことをしないでください!!

家事、子育てと言うのは、女性がするものと覚悟を決めて結婚をした方が良いでしょう。
それは女性が専業主婦でも働く女性でも同じです。
もし、家事を手伝ってくれるような男性と結婚した女性は、1億円の宝くじに当たったぐらい幸運な、そして稀な人です。
非常にラッキーな人と思ってください。
娘にもそして、ある意味息子にも‟他人に対しては期待するな”と教えています。
往々にして、人生‟期待外れ”が多いからであり、そのたびに挫折感を味わっていたら大変なことになりかねません。


と言うことで、またまた掃除洗濯、翻訳、犬の世話、その他もろもろ、‟しょうがないべさ”の日々が続くでしょう。

ハブグレジュンタのマミー