退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1211:1万5千歩

2019-05-17 06:35:12 | アメリカ便り
昨日はホテルのシャトルバスで金沢駅に出て、そこから500円で金沢市内1日回っていられるという周遊パスに乗りました。
金箔博物館で日本の伝統職人技術の精密さに“さすが日本人”と感心し、その隣にある、おじいさんの代からやっているという骨董品店では、明治大正時代に作られたおちょこの美しさ、繊細さに感心し、“マイオチョコ”を購入。ウイスキー派の私、このおちょこで”ウイスキーストレート“だ。

そして東茶屋街では日本経済を十分に助け、体力が衰え、“疲れた、足が痛い“を連発する娘を65歳の初老の私が激励しながら、金沢城、兼六公園まで歩き、可愛い中学生の修学旅行生を満喫するとともに、”加賀藩前田家というのは半端ない金持大名ちだったんだな〜“と感心。
修学旅行といえば、決まったおこずかいでお土産を買うのが楽しかったんです。
私は1000円だか3000円だかのこずかいの中で、どういうわけか小さなゴミ箱を買ったのを覚えてます。
そして、兄はこれまた少ないこずかいの中で、私に私が当時欲しかった”日本版バービー“を買ってきてくれたのを覚えています。
お土産一つを取っても、修学旅行でゴミ箱を買う私は、”かわっていたんだ“と今、冷静になって振り返れば思います。

そのあと、周遊バスに乗ってほぼ全部のお店が閉まりかけた近江町市場に行き、私は海鮮定食、娘はイクラサーモン丼を食べ(やはり、海鮮料理は北海道だ!)、また周遊バスに乗って金沢駅(ここではショッピングする気力が失せていました)に戻り、ホテルのシャトルで帰ってきました。

歩いた距離はほぼ1万5千歩。
これは5、6年前に友達といったパリ旅所初日で歩いた歩数には追いつかないけど、なかなかの距離でした、そして、娘の体力のなさを実感。

観光中、娘がいきなり、”私とジョン(ボーイフレンド)、どっちがスマートと思う?“、ときいてきました。
“どうして、今そんな質問するんだ、危ない危ない” と思いながら、繊細な何でも気にする娘の性格をよく知っている私は、この答え一つで、続く旅行の明暗が決まってしまうと思い、答えを考えました。
でも正直な私は言ってしまったのです。“ジョンちゃんかな”と。
娘の反応を見ると、“あ、やばい”。
そのあと、色々繕いました、今言った答えの。
ジョンはたしかに頭がいい。
医学部も返さなくても良い奨学金で行ったし、大学からストレートに入ったし。
娘とは違って、自身もたっぷり、何をやってもうまくいく、というゴールデンボーイ的な人です。
だから“ジョンの方がスマート”と言ったまでで、“それがどうした”、と言うことが娘はわからない、
というか多くの人がわからないと思う。
私は娘のように、努力してゴールを勝ち得た人間の方を重視するし好きでもある。
何でも簡単に手に入れることができる人は、“ふーん”。
と言ってもジョンがどうのこうのと言っているわけではないですよ。

先日のブログのコメントの方のように、医者になった娘を自慢にしますが、医者になったこと以上に、周り道をしてでも、自分のやりたいことを見つけ、それを目標に努力をしてきた娘を自慢にしたいと思います。

家族の自慢話しって、聴く人には苦痛でしょうが、良いんです。
聴いてても、聴いてなくても私は娘の自慢をしたいと思います。

皆さん旅行中にブログを書いている私を、“どうしたのかな〜“と思っているでしょうが、単に寝れないからです。
旅行をするといつものことなので。
毎ブログをかけるかもしれませんね。

では今日は忍者屋敷等を回って、和倉温泉です。

ハブグレジュンタノマミー