退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1280: More and More

2019-09-02 13:00:23 | アメリカ便り

お久しぶりです。

今週末は仕事が二つ入って忙しかったです。

それも一つはわたしが不得意としているチェック。

誰かが翻訳したものを見直すというもので、”私の英語は人の英語をどうのこうの言えるほどよくない”、と自覚しているので、やりたくないのですが、断れなくて受けました。

このチェックって、本当に時間がかかるのに安い。

もう一つのは翻訳なんだけど、これまたみんながやりたくないようなめんどくさいもの。

でも終わったから、これからショッピングなんてね。

今日は労働の日でホリデーです。

さておとといまたまたマスシューティングが起こりました。

テキサスです。

これはドライブバイシューティングと言って車から無差別に銃を発射すると言ったもので、今回は7人が殺され、22人がけがをしたそうです。

このけがをした人の中には17か月の赤ちゃんまでいたそうです。

犯人は白人男で、ポリスに殺されました。

ここで気になるアメリカ現象をお知らせしたいと思います。

アメリカの人口は3億3千万人(2017年)ほど。

国内に出回っている銃の数は4億丁ほど(2017年)。

つまり、アメリカの人口より銃の数は多いのです。

そして今あちらこちらの州で、ガンコントロールが叫ばれていると同時に、学校やパブリックの場所にまでガンを持ち込むことを許可しようという動きも出ています。

学校の先生のガン携帯は今、14州で許可されているそうです。

先生たちは3日間のトレイニングを受けた後、許可が許されるそうで、事実クラスにガンをもっていっている先生も存在しています。

ガンに関する規則って非常にややこしいです。

はっきりそうとは言えませんが、私が読んだ情報によると、50州全部の州が何らかの形でガンの携帯を許しているそうです。

ある州ではパブリックはダメとか、ガンを所有してもいいけど携帯するにはまた別のパーミットと呼ばれるものがいるとか。

更には州の中にある、~地域によってもまた別の規則があるとか、でとにかくややこしい。

賢くないアメリカ人にとっては理解に苦しむと思いますが。

このパーミット(許可証)、2018年だけで1千7百万件発行されたそうです。

1年間でこれだけのパーミットが発行されるって、‟許可”に意味があるのかね~と思いますが。

非常にアメリカ的です。

このパーミットの許可を厳格化しようとか、マスシューティング(銃乱射事件)が起こるたびに言われていますが、なんのその。

こういったマスシューティングが起こるたび、人々はガンの厳格化を恐れ余計ガンの購入に走るのです。

しかし、今回のテキサスの銃乱射だって、ほんの先日20人以上が殺されたあとに起きたものなんですよ。

トランプも厳格化を言ってましたが、来年の大統領選が近づいてきた今、音沙汰なしです。

以前から言ってますが、所詮西部劇なんですよ、アメリカ社会は。

拳銃を所持して身を守る。

しかし家庭にあるガンで侵入者を撃つより、子供たちや家族が間違って撃って死んだりする方が実際多く起きています。

銃に対抗するにはより多くの銃を、が今も昔もアメリカ社会の流れでしょう。

大まかの数字で行きますと、と言ってもユーチューブでちらっと見ただけなのですが。

アメリカ社会でガンで殺された人はある年、34,000人だったそうです。

日本では6人。

アメリカ社会ではガンコントロールなんて絶対起こりえないと私は断言できます。

ハブグレジュンタのマミー