退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1578: またしてもポリス発砲

2021-04-22 21:51:32 | アメリカ便り

おはようございます。

火曜日に9時間運転し、無事クリーブランドにつきました。

天気予報では雪。

家を出て2時間ぐらいしてから友達からメッセージ。

雪だ!、と。

水曜日の朝までには2,3インチぐらい降ったようです。

クリーブランドも昨日の朝起きた時にはすべてが雪景色。

4月の終わりに雪とはね。

今日、木曜日は晴天で雪もだいぶ解けました。

雪の次は雨で、明日帰る時は雨の中での運転となりそうです。

月曜日に2回目のファイザーワクチンを接種した主人はたいして副作用も出ず、9時間運転し続けました。

顔が赤かったけど、なんでもないと言い続け運転、私の運転って副作用よりこわいのでしょうかね?!

さて、今朝起きてテレビをつけると、さっそく目に入ってきたニュースはまたまたポリスシューシンング事件。

オハイオ州で16歳の黒人女がポリスに4発撃たれて死亡。

この16歳の女にナイフを突きつけられているから助けて、と言う黒人おばあちゃんの911(110)電話で出動したポリスが起こした事件です。

16歳の女と言えども、100キロ近くありそうなでかい子、でも相手はナイフです、拳銃ではないのです。

こちらで感じることは拳銃があまりにもが日常になっていることです。

それは警官に対しても言えることです。

警官が拳銃を使わなくてはいけない事件が、日本とはくらべものにならないほど起こるのがアメリカ社会であることは44年住んでいて熟知しています。

そしてその正当性も認めます。

でもあまりにも簡単に銃を使いすぎる。

今回、相手は16歳のナイフ、拳銃ではないのです、を持った女なんです。

拳銃対拳銃だったら、わかりますよ、そして大人の大男だったらナイフでもポリスが拳銃で応戦してもわかるけど、16歳の鈍そうなナイフの大女。

ちょっと押したら、地面に倒れこむような鈍い女。

それに対してどうして拳銃で対応したのか、この警官、テイザーだって使えたろうしある程度の逮捕術のようなことも習っていただろうし。

私は常にアメリカ人が賢くないと言い続けていますが、これなんですよ。

そして警官ばかりではなくほとんどの職業にプロ性に欠ける。

勿論全員が全員とは言いません。

真剣に自分の職業に向かっている人も山ほどいます。

しかし、先日起きた事件、警官がテイザーと間違って拳銃をぶっ放し黒人を殺したなんて事件を聞くと、やってられないよ、と言う感じがします。

アメリカでは警官が瞬時に置かれている立場を判断し、拳銃を使わなくては自分が殺されると言う事件が日本では考えられないほど多発します。

そういった事件があまりにも多すぎ、それに慣れ過ぎて警官が銃を自動的に使うと言う社会なのです。

そして、そんな事件の多くは黒人によってもたらされているのです。

その現実を黒人自身が認めて改善しようとしない限り黒人のステイタスは向上しないし、これからも警察に殺される事件は減らないと思います。

だって警官も自分の命がかかっているから。

ハブグレジュンタのマミー