退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1214:日本の行方は何処へ。

2019-05-24 07:44:16 | アメリカ便り
毎日1分刻み(ちょっと大げさかな〜)忙しい日々を娘と送っています。
昨晩は娘を家に一人残し、友達3人と飲み会。
娘の卒業に対して、“私への”お祝いをしてくれました。
いつも私の小言を聞いている友達なので、娘の学校滞在中、私が大変だったことをよく知っているのです。
私の欠点は、母に対しても子供たちに対しても、その不満をまともに聞いて、”あ、どうしよう、なんとかしなくては“、と心の中で、結構”悩む“ことなのです。
娘に対しては、この”悩み“は私が生きている限り続く感じがします。

昨日はお墓参りをして司法書士のところ。
1年かかって、両親の家の名義変更がおわりました。
日本に住んでいたら1年もかからないのですが。

その司法書士オフィスの前で、老害ジジババが“憲法9条改正反対”と、虫の息で言いながら署名をやってました。
“クソ老害”と、私の心意気がサングラスをかけた視線から感じ取ったのでしょうか、私のそばには寄って来ませんでした。
嫌ですね、こう言った国、子供たちの将来をになう大事な懸案に対し、“井戸端会議”的にごちゃごちゃ集まってやるって。
こう言った老害、パークゴルフ三昧でいてもらった方が、国のためになるでしょう。
知ったかぶりをする、浅知恵の老人が反日民族同様に日本をダメにする。
戦争が起きたら、”黙って負けろ“。
“人を殺すなら自分が死んだ方が良い”なんて、絶対、事が起きたら、他人を殺してまで、自分が助かりたいと思うような人たちが、こういうことを平然と言っている。
私が心配するのは、大人の決定で、子供たちの将来が左右されるということです。
老害、黙ってパークゴルフに熱中していてください。

しかしながら、今回の旅行では外人旅行者の多さはもちろん、ふつうに日本で暮らしている外人の多さにも焦りを感じました。

観光という、“他人のフンドシで相撲を取る”受動的社会体制が、“日本の産業”と闊歩している現日本。
更なる外人労働者受け入れを推進している日本。
日本人の福祉より、外人の福祉を重んじるに日本。
他国他国民から食い物にされるだけの、“思いやり精神、誠実さ“をうりものにしている日本。
これが通用するのは今の台湾ぐらいでは(いつまで続くかわかりませんが)。
国は利益関係でしか繋がらないのです。

そして、自国他国に対する日本人の無知。
“敗戦国だからしょうがないべさ〜“と言った、戦後、GHQにより遺伝子に植え付けられた、物事に対する“諦め感覚“。

日本、心配!!

ハブグレジュンタノマミー



#1213:Shit happens

2019-05-20 11:51:17 | アメリカ便り
今日のタイトルは各自、辞書を引いて調べてください。
ただ今、小松空港で札幌行きを待っています。

10時少し前にレンタカーの返却場所へ来ました。
でも、昨日行った山中温泉近くにある、あやとり橋の駐車場でバンパーをちょっとすったんです。
言い訳ではないですが、草むらに隠れたコンクリートの縁石をかすったのです。
車自体引っ込んだところはなく、ペンキが5センチ程度剥げた程度。
一度アメリカで、止まっていたところを後ろのバカボンズにぶつけられ、警察を呼んだら、”こんなことぐらいで、よぶな、勝手に話をつけろ”と言われたので、“ま〜、この程度で、警察を呼んで迷惑をかけるなんて”、と思いそのまま運転してました。
そして返す時になって、レンタカーのお姉ちゃんが、”事故処理が必要です“、だって。
警察へ電話すると、事故が起きた管轄の警察署に行ってください”、だって。
小松空港から大聖寺警察署まで、25分。
“12時15分の飛行機に乗らないといけない”、とか泣き言言っても相手は管理社会の警察。
肝を据えて行きました、何とかなるだろう、と。
高速をぶっ飛ばし、10時25分ごろ着き、話をつけると、優しい中間管理職のおじさんが、“え!、あやとり橋”。そんなところまで行って事故処理していたら、12時15分の飛行機には乗れないと察知したんでしょう、“いいよ、ここで事情徴収しておけば”、と若いお巡りさんに師事してくれました。
天使に見えました。
結局は、10分ぐらいで事故処理が終わり、またまた20分程度で、レンタカー店へ。
コントラクトを結ぶ際、“今まで無事故だから、1日500円の保険をかけなくてもいいや”、とケチったため、2万円余計に払わなくてはいけなくなりました。
とにかく、札幌行きは無事に乗れそうです。
めでたしめでたし。

ハブグレジュンタノマミー

#1212:ますます心配、日本の未来が

2019-05-19 07:13:08 | アメリカ便り
いつまで続くかわからない日本、できる限りエンジョイしています。
一昨日は、水引のお店、忍者寺(に行こうとして予約までしたけど、ホテルのあまりのあまりに美味しい朝食に時間を費やしすぎて、外側をみるだけとなりました)、武家屋敷をぶらぶら。
その後、和倉温泉。
和倉温泉の旅館は、“ま〜それほどでも” (クレヨンしんちゃん的に)でした。
でも窓の下はそのまま海。
景色は最高でした。

昨日は、”水族館とガラス美術館にしようか“と話していたけど、ホテルの地図を見ながら、娘、“この、国宝瑞龍寺と白川郷が良い“と。

白川郷は20年ほど前に母親と家族でバスツアーをしたところ。
ツアーでは埼玉県春日部からやってきた“親父5人組“とと仲良くなり、バスの中で、酒を酌み交わすまでになったっけ。
塩辛まで主人に回ってきたけど、”絶対に食べない”と思っていたら、見事食べました。
私のしつけが良いからでしょうか、“断ることは失礼だ”と。
家でも何でも食べてくれれば良いけどね。
別れる際、子供達に5000円づつくれました。
そのお返しに、私はアメリカに戻ってからアメリカTシャツを5人組に送ったら、T シャツを着てお揃いで撮った写真を送ってくれました。
このおじさん達、みんなどうしているだろうか、多分もうあの世に行っているだろうな。

”ま〜行けない距離ではないな〜”ということで、旅館を出発。

瑞龍寺は1997年に国宝に指定されました。
グーグルマップを辿って行ったら、裏口の方に到着。
駐車場を探すのに結構時間がかかりました。
途中、おじいさんと話したり、飼い主の奥さんを最近無くし、ストレス気味の7歳のパピオンと戯れたり、ウドとワラビを取って行商しているおばあさんと話したりと、楽しい時間を過ごしました。
私は観光地もいいけど、こうやって知らない人と言葉をかわすことが好きなのです。

ようやく見つけた瑞龍寺は、もちろん中国人でいっぱい。
日本人より多い、というのが、、、、

続いて行った白川郷、ここも外人でいっぱい。
店のお姉さんが、”IC出てから2時間半かかる時もあります“と。
こう行った観光地に住む人たちにとって、有名な観光地となることは利益より害の方が多いのではと感じざるを得ないです。
そんな中で、黙々と農作業をしているおじいさんお婆さん、どういう気持ちなんでしょうか。
“しょうがないべさ、こうでもしなければこの村は滅びるだけだ“、という声が聞こえそうでした。
自撮り、大声の中国人に混じって、その他の東南アジアの人の多いこと。
この地の住人に、日本経済のためとはいえ、申し訳ない気がしました。

観光立国として生きる日本の未来が私には見えます。

ハブグレジュンタノマミー



#1211:1万5千歩

2019-05-17 06:35:12 | アメリカ便り
昨日はホテルのシャトルバスで金沢駅に出て、そこから500円で金沢市内1日回っていられるという周遊パスに乗りました。
金箔博物館で日本の伝統職人技術の精密さに“さすが日本人”と感心し、その隣にある、おじいさんの代からやっているという骨董品店では、明治大正時代に作られたおちょこの美しさ、繊細さに感心し、“マイオチョコ”を購入。ウイスキー派の私、このおちょこで”ウイスキーストレート“だ。

そして東茶屋街では日本経済を十分に助け、体力が衰え、“疲れた、足が痛い“を連発する娘を65歳の初老の私が激励しながら、金沢城、兼六公園まで歩き、可愛い中学生の修学旅行生を満喫するとともに、”加賀藩前田家というのは半端ない金持大名ちだったんだな〜“と感心。
修学旅行といえば、決まったおこずかいでお土産を買うのが楽しかったんです。
私は1000円だか3000円だかのこずかいの中で、どういうわけか小さなゴミ箱を買ったのを覚えてます。
そして、兄はこれまた少ないこずかいの中で、私に私が当時欲しかった”日本版バービー“を買ってきてくれたのを覚えています。
お土産一つを取っても、修学旅行でゴミ箱を買う私は、”かわっていたんだ“と今、冷静になって振り返れば思います。

そのあと、周遊バスに乗ってほぼ全部のお店が閉まりかけた近江町市場に行き、私は海鮮定食、娘はイクラサーモン丼を食べ(やはり、海鮮料理は北海道だ!)、また周遊バスに乗って金沢駅(ここではショッピングする気力が失せていました)に戻り、ホテルのシャトルで帰ってきました。

歩いた距離はほぼ1万5千歩。
これは5、6年前に友達といったパリ旅所初日で歩いた歩数には追いつかないけど、なかなかの距離でした、そして、娘の体力のなさを実感。

観光中、娘がいきなり、”私とジョン(ボーイフレンド)、どっちがスマートと思う?“、ときいてきました。
“どうして、今そんな質問するんだ、危ない危ない” と思いながら、繊細な何でも気にする娘の性格をよく知っている私は、この答え一つで、続く旅行の明暗が決まってしまうと思い、答えを考えました。
でも正直な私は言ってしまったのです。“ジョンちゃんかな”と。
娘の反応を見ると、“あ、やばい”。
そのあと、色々繕いました、今言った答えの。
ジョンはたしかに頭がいい。
医学部も返さなくても良い奨学金で行ったし、大学からストレートに入ったし。
娘とは違って、自身もたっぷり、何をやってもうまくいく、というゴールデンボーイ的な人です。
だから“ジョンの方がスマート”と言ったまでで、“それがどうした”、と言うことが娘はわからない、
というか多くの人がわからないと思う。
私は娘のように、努力してゴールを勝ち得た人間の方を重視するし好きでもある。
何でも簡単に手に入れることができる人は、“ふーん”。
と言ってもジョンがどうのこうのと言っているわけではないですよ。

先日のブログのコメントの方のように、医者になった娘を自慢にしますが、医者になったこと以上に、周り道をしてでも、自分のやりたいことを見つけ、それを目標に努力をしてきた娘を自慢にしたいと思います。

家族の自慢話しって、聴く人には苦痛でしょうが、良いんです。
聴いてても、聴いてなくても私は娘の自慢をしたいと思います。

皆さん旅行中にブログを書いている私を、“どうしたのかな〜“と思っているでしょうが、単に寝れないからです。
旅行をするといつものことなので。
毎ブログをかけるかもしれませんね。

では今日は忍者屋敷等を回って、和倉温泉です。

ハブグレジュンタノマミー

#1211: 金沢だ

2019-05-16 07:12:22 | アメリカ便り
昨晩8時くらいに金沢のホテルに着きました。
前朝、家を4時20分頃主人に送られて出ました。
セントルイスからヒューストンが実質1時間40分のフライト。
ヒューストンから成田まで13時間。
そして成田から小松まで約1時間。
こうも乗り換えが多いと遅れが心配だけど、全て順調でした。
ヒューストンからANAだったけど、以前感じた、“あ〜、日本人がおおいな”は、今回感じませんでした。
やはり、日本人はダイナソアになってきた。
CAのサービスはやはり下落してきた、とまたまた感じました。
おまけに、一見日本人みたいだけど、違う第3国人のCAがおおいこと。
これはJalでも同じですが。
第3国人のサービス精神に合わせてきた日本人CAのサービス、ですね。
これはほかの産業にも言えることなのでは。
日本人の労働者意識に合わせるより、日本人の労働者意識を外国人労働者意識に合わせてきた。
そのうち労働者意識ばかりではなく、全ての日本人意識がごっちゃ混ぜになり、外人のそれになって来る。
以前、東西ドイツが合併した時、ドイツ人の友達が、”善と悪が一緒になると、悪が善になるのではなく、善が悪になる“と言ったことを思い出しました。
日本人の思いやり精神、正直は消え去るのみでしょうか。
寂しいことです。

飛行機の中ではいつもほとんど何も食べられない娘と、成田空港で美味しいのか(美味しいと感じたのは、“日本のラーメン”という先入観からか?)、まずいのか(道産子ラーメンの美味しい味を知っているからか?)わからないラーメンを食べ、女二人共通の趣味、ショッピングで時間を潰しました。
娘はボーイフレンドのお母さん、おばさん、妹二人のため、日本製の小さなお財布を買いました。
日本についてまだ30分程度、空港内でこうだから、残り2週間ほどでどのくらいの買い物をするか恐怖。
小松空港には遅れて、7時10分ごろ着きました。
レンタカーが心配でしたが、着く便を教えてあったので、待っていてくれました。
さすが、日本、娘も感心していました。
アメリカじゃー、中に係がいても入れてくれなかっただろうに。
と言うか、時間になったらさっさと、帰る労働者ばかりなので。
空港から高速で、金沢のホテルまで、30分程度。
ホテルは一人朝食付きで1泊11000円程度。
でもすごくきれいで、大満足。
働いている、お兄さん、お姉さんも親切。
本当に、最低限のサービスに慣れてしまった私は、日本に来るたびに感激しています。

このホテルには2泊します。
ホテルのお姉さんに“部屋、掃除もシーツの交換もいらないよ〜、”と言ったら、びっくりしていました。
“掃除もシーツ換えもお金かからないですよ”なんて言われたくらいにして。
私、中X人じゃないです。
そんなこと知ってますよ、別にケチろうとして言ったことではなく、Ecoと言ってアメリカじゃ連泊の時は普通(かどうかはわかりませんが)にゲストはやっていることなんです。
つまり、シーツ、タオル交換を抜かして、“地球環境に優しくなろう”と言う動きが結構盛んなせいだと思います。
日本もこれは、真似した方がいいでしょうね。
自分の家だって、毎日シーツやタオルを替える人なんてそれほどいないのでは。
私なんて自慢じゃないけど、タオルは5日間、シーツなんかわすれるくらい、と言っても3週間ぐらい換えないけど。
年寄り、別々に寝ているし、パジャマもきているので、シーツなんて、汚れないでしょう。
そのせいで、病気にもなっていないし。

今日は金沢駅まで出て、周遊バスに乗り、金沢観光です。

ハブグレジュンタノマミー