横浜から北海道の山村に移り住んだ、我が家のつぶやき

北海道追分に移り住み5年。今度は追分から恵庭へ。毎日が新鮮で愉しい事だらけ。そんな生活を気まぐれにおしゃべりしています。

私も新庄?

2013年12月07日 23時31分43秒 | まちこつぶやき

あるテレビ番組で野村元野球監督が出演し、

司会者が“一番手こずった選手は誰ですか?”との問いに、

“新庄だな~”って答えていた。

“どんなとこが?”

“あいつはアホなんだ。”

“いくら口で言ってもだめだから、好きにやらせたんだ。やってみて自分が納得するばいいんだから。”

ふ~~~~~ん

て言うことは・・・

私もアホ?

自分が納得できなければいくら言われても聞く耳持たず?

おとうさん、子供たち、私を知る人、

そう?


面白いことだらけ

2013年12月07日 17時59分02秒 | 季節

“クウン~クウン~” さくらが鳴いている。

トイレに行きたいんだね。

 時計を見ると、6時。

 外はまだ薄暗い。

う~~もうちょっと寝ていたかったけど・・

よ~し!起きるか。

起き上がった私を見て、さくらは尻尾を思いっきりふって玄関まで走っていく。

風太も一緒だ。

う~~~寒い!

気温マイナス4℃。

吐く息は白く、周囲を見渡すと霜で真っ白になっている。

水溜りには氷が張り、それをそっと踵でコンコンと試し、大丈夫だったらバリって割るんだ。

これをするのが大好き。

またあった。コンコン、バリ。

今の子供たちって氷を割りながら、霜柱を踏みながら学校に行くなんてないんだろうなあ~

大人の私(?)でも楽しいんだから、子供だったらもっと楽しいんじゃないかな~

そう、農道の草にも霜が降り、それも踏むとザクザク、サクサク音がするんだ。

冬の散歩って寒ければ寒くないカッコをすればいいんだし、けっこう(だいぶ)気に入っている。

ただこの農道を走る時、

鼻で吸って吐いてなんてしていると、寒過ぎて鼻の奥が痛くなる。

そんな事を感じることも面白い。

今までと違うことって何でも面白い。

薪ストーブの部屋が混雑してきた。

居心地がいいから、なんでもかんでもここに移動してくる。

本が足元にころがっている、

ここで観ようとDVDデッキも越してきた。

今年の冬は快適に暮らせそう。

ただ・・・

氷点下15℃を超えると、

何かがおこりそう・・・・

面白い面白い。

何がおきても面白い。

 

 

 

 

 


血の繋がり

2013年12月07日 14時58分02秒 | 

少し前の産院での取り違いニュース。

“時間を取り戻せたら・・”と男性が話している。

なんとも複雑な思いでニュースを見ていた。

自分の親、兄弟と信じて共に生きてきた60年。

それが突然、誰とも血縁関係がないと知る。

そして同じ血縁の籍に入る。

「血縁」

血の繋がりってなんなんだろう。

私も姉ふたりから“お前は誰に似たんだろうね。違うんじゃない?”と冗談とも言えない冗談を何度か聞かされてきた。

姉ふたりとは3歳まで一緒に暮らしただけ。

両親が離婚し、母に引き取られた私が姉に会ったのは成人になってから。

血の繋がりがあるとは言え、何十年も一緒に暮らしてないと、“姉さんだよ”って言われても実感がない。

戸籍謄本を取ってみた。

両親の実子。

取り違えられた男性も戸籍はもちろん実子。

だけど・・・

違かった・・・

成人して、姉に連れられ父に会いに行くが、私を一瞥もせず読んでいた英字新聞から最後まで目を離さなかった。

何の言葉もない。

新聞に隠され、記憶にあるのは微かな横顔。

「父」だったのだろうか。

母が死んでも、母と幼いとき別れ、母のよからぬ言動を見聞きしてきた姉ふたりは来なかった。 (献体希望で葬式の予定もなかったしね)

それに際し、何の思いもない。

他人のような存在になっている。

会う時は誰かが死んだ時か。

家族って、お互いがいたわり合って、愛情を持ち助け合い、一緒に悲しみ、一緒に笑い、

たとえ側にいなくとも深い愛情で結ばれていれば、他人同士でもそれは立派な家族。

私の父親が誰であろうと、

たいした問題じゃないと思うんだ。

母と誰かが結ばれ自分が生まれたことは確か。

今、北海道で心豊かに暮らしている自分を生み出してくれた事に感謝です。

でも・・・

思っちゃうんだ・・・

きっと、

私の父親はあの新聞を読んでた人だ。

保育園の登園時、手を握ってくれた人だ。

きっと、

何十年ぶりに会った末っ子の娘に、何て声を掛けていいのかわからなかっただけなんだ。

 

「血」ってやっかいだな~

家族は愛情で作れても遺伝子は愛情だけでは作れない。

私には父のどんな遺伝子を受け継いでいるのだろう。

取り違えられた男性も、そんな思いがあるんじゃないかな~

末っ子として育った男性が今度は長男として「兄さん」と呼ばれる立場に。

私も末っ子だったはずが現実には長女として育ってきた。

長女はひとり。

長男もひとり。

長男として新たに「血」の繋がった籍に入った男性。

そこで長男として育った相手側の男性は、もう長男でなくなる。

共に60、同年代。

自分に責任を持つ時期をとうに過ぎている。

楽しむ年代だ。

どうぞなにがあろうとも、惑うことなく、残りの人生を楽しんでください。

自分の言動を、

これは父親似、

これは母親似、って時に都合よく両親を振り分けている。

楽しんでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


夜勤

2013年12月07日 14時15分16秒 | 仕事

カタン、カタン

今日は聞こえてこない。

2~3日前の夜、部屋から出て来たところで転倒し骨折。ただ今入院中。

「大腿骨頸部骨折」

高齢者に多いよね。

手術を行うようだが、認知の強い彼女の一般病院での生活は、だいぶ手こずらせている様子。

“右向いて” “はい” と言う訳にはいかない。

手術後のリハビリもどこまで出来るか。

入院生活(臥床)が長くなればなるほど、身体も心も機能がどんどん低下していく。

ホームに帰って来た時、

また、カタン、カタンは聞かれるのだろうか。

カタンカタンが聞こえなくなった夜勤。

静か・・・・・

カタン!と杖が床に落ちた音で、“誰だ!!”と目を覚ますHさん。

それもなく、

嘘のような静けさで夜が過ぎていった。

静けさは棟内だけではない。

私の心も身体も穏やかに静かに過ぎたのだった・・・・・

骨折した夜の同時刻、ひとりのば~ちゃんが便失禁をし、ひとりのじ~ちゃんが歩き回り、その対応が同時にぶつかるアクシデント。

イタイイタイと言いながらもいつものように頻回なトイレ通い。

とは言え、カタンカタンと歩けるはずもなく、その都度夜勤スタッフがお手伝いをしトイレへ。

ひとり夜勤、

大変だっただろうね。

「大腿骨頸部骨折」

完全治癒は厳しいと思うが、ここ「えがおの家」が一番落ち着いて過ごせる場所、早く戻っておいで。

それまでのひととき、

静かな夜勤をやらせてもらうね。