横浜から北海道の山村に移り住んだ、我が家のつぶやき

北海道追分に移り住み5年。今度は追分から恵庭へ。毎日が新鮮で愉しい事だらけ。そんな生活を気まぐれにおしゃべりしています。

家族

2013年12月09日 23時26分02秒 | 仕事

身体が変だ。

時折ファ~っとする感覚。

この感覚は熱があるとき。

38度。

今晩は夜勤、明日の9時まで持たせなくちゃいけないんだよね、

薬を飲んで眠気でもきたらまずいし、

まずは水分をどんどん摂って、うがいを熱心にして、のどを乾燥させないようにマスクをして、休めるときは横になる。

これしかないか。

夜中、と~さんがトイレに起き、マスクをしてソファーに横になっている私を見て、

“大丈夫か?”そう言いながら、

洗面所でタオルを濡らし額にあててくれたんだ。

“ありがとう、これで熱が下がるね。と~さんも寝て”

“気をつけろよ。”

部屋に戻ると~さんの後ろ姿。

カッコいいね~

と~さんの奥様と話すときがあって、

“昔はけっこう泣かされたんですよ。”(と~さん、もて男だったらしい)

でも、もてたっていうのはわかるよ。

とにかく優しい。

入居した頃はお互いに様子がわからず、右往左往したけど、

今はと~さんの優しさに夜勤中も癒される。

ほんと最初は、タオルケットでグルグル巻きにされたり、“この泥棒が!”とゲンコが飛んできたり、まこと賑やかな夜勤だった。

パーキンソンも併症しているので、歩行が不安定で何度かこけているんだ。

前日の夜勤でも転んで、左肩をだいぶ痛がっている。

何事もなければいいんだが・・・・

「脳」って不思議だなあ~

これから先高齢者はますます増え、平均寿命は90を超える時代がやってくる。

それに並行し結婚しない男女が増え、子供は減り、増える高齢者を少ない人数で支えていかなければならなくなる。

高齢者の増加は認知症の増加でもある。

認知症になりたくないと思っても、こればかりはなんとも、

ぼけたら子供たちがなんとかするだろう、

ホームでも病院でもいい。

出来れば居心地のいいところがいいかなあ~

あんまり干渉しないでくれるところがいいかな~

と言って、あまり干渉しないでくれると、これもまた大変。

ほどほどに、

いい「加減」で相手をしてくれるところがいいなあ~

60もなると、

と~さんにぐるぐる巻きにされようが、ビンタをもろおうが、さほど気にならず。

いいも悪いも一緒。

ここが家で家族だから。

家族が沢山いれば助け合えるから。

自宅に戻ってすぐに横になる。

夕方息子が来て、“何かない?ちょっとお腹が空いたんだけど”

いそいそと支度をする。

親ってそんなが嬉しい。

熱は下がったみたい。