新聞を配達してもらって一週間。
毎日が楽しみだ。
もう随分長い事、新聞をとっていなかった。
若い時は2紙をとってじっくり読んでいたものだった。
節約をしなくてはいけない状況になって購読を止め、以来数十年、北海道に来てからもとることはなかった。
忙しかったのもあるけど、ネットである程度の情報は収集出来、新聞代も馬鹿にならず、とることを考えることがなかった。
北海道で新聞があったらいいなあ~と思ったのは薪ストーブを焚くときかな。
今は月4回ほどのバイトで、ちょうどこの季節、庭の整理もほぼ終わり、朝からあくせく働くことがなくなったので、ワンコたちの散歩を終えたら、私の新聞タイム。
コーヒーを用意し、朝の陽ざしを感じながら、隅から隅までじっくり目を通す。
至福だわ。
新聞をとるって、贅沢のような気がする。
贅沢が出来る年頃になったのかな。
まだ子供が小さい時、新聞配達をしていた。
3時半、原付で配達店まで行き、すでに準備されているカブに乗り替え、1時間半ほどの配達。
いつも玄関で待って下さる方、雨の日、新聞受けに「ご苦労様」と紙を張って下さる方、
早朝の凛とする澄みきった空気の中を、一軒一軒配達。
「早起きは三文の徳」
まあ、徳ばかりではなかったけれど、
いい経験だった。
朝5時、軽乗用車で配達をしているパートのおばちゃん。
冬の雪道、どうぞ気をつけて。
毎日、配達を楽しみに待っています。
今年は新聞をもらわずにストーブが焚ける。