山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

海はどうなっているかな?

2020年05月23日 | 釣り
 山遊びが続いたのだが、これは、ある意味で仕方がない。とにもかくにも、山菜は、あっという間に旬を迎えて、あっという間に過ぎ去ってしまう。機を逸しないようにと、山通いが続いてしまうのだ。
 しかし、海の生き物たちも、結構忙しいんですよね。こちらの様子も気になるので、情報を集めてみた。
「ふっふっふ。さすがはお代官様。いい頃合いをお選びになりましたね。」
越後屋がささやく。
「何ゆえじゃ?」
「ご覧下さい。」
「おおっ、なんと!!」

越後屋が見せたのは、日本海の海水面温度だ。 (出典、気象庁「日別海面水温」)
「今の時期、釣りの最適温度が13~4℃。ずばり、当てはまります。しかも、ゴニョゴニョゴニョ。」
「なるほど!でかしたぞ、越後屋!!早速、釣りの支度じゃ!!!」

 翌朝、午前1時半出発。3時過ぎに釣り場に到着した。
 支度OK。サビキ釣り開始。1投目で餌をまくと、2投目から休みなくアタリが続いた。
 快調!釣れ続けるし、なんと言っても空気が優しい。心の中の越後屋に語りかける。
「さすがじゃのう。魚も釣れるし、コンディションも上々ではないか。」
「いえいえ、滅相もございません。お代官様が良い日をお選びになったからでございます。」
「ふっふっふ。そういうことにしておこうか。おっ、また来た!」
釣果が積み重なっていく。
 本日の予報では、庄内地域の最低気温が14℃、海水面温度と同じだ。つまり、風は穏やか。勿論、降水確率は低く波も穏やか。これならストレスなしではないか。
 が、日の出の時刻である4時半を過ぎたら、パタリとアタリが止まってしまった。
 ま、しょうがないかな。そろそろ終わりにしましょう。

庄内海岸のゴールドコーストが見えます


 帰ろうかな、と思っている所に、隣でソフトルアー釣りをしていた同年配ぐらいのおっさんから声を掛けられた。
「小さいし、うちでは食べないから、貰ってくれないか。」
見れば、メバルと豆アジ数匹。
「いいんですか?」
「どうぞ、どうぞ。」
「じゃ、ありがたく戴きます。」
少々気が引けるが、くれると言うのなら戴きましょう。きっと、このお方、地元の住人で、いつでも釣りが出来る境遇なんだと思う。羨ましい限りです。
 それぞれ、竿をたたんで挨拶を交わし、釣り場を後にする。大体、午前4時50分だ。

本日の釣果+もらい物

 帰宅したのが、午前7時前。本日は、夜勤があるから無理は出来ないけど、一休みして、一品ぐらいは作れるかな?
 さすがに釣りのあとは眠いです。とりあえず、お休みなさい。

  私はめったに釣れないけれど
  あなたは毎日釣りできる

  あなたは毎日釣りできるけど
  私のように山菜採りして遊べない

  そんな私と、それからあなた
  おたがいちがってそれでいい


 ってか?

 それよりも、山の幸が沢山残っていたはずだよね。どうするのでしょう。

 To be continued!