山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

四日後のキノコ山

2024年10月03日 | キノコ採り

 前回のマイタケ採りから四日後、再びキノコ山を訪ねてみた。

 ちょっと早すぎる気もするが、見置きしてきた『マメ』のマイタケが、そろそろ食べ頃になっていると思うし、新たなマイタケの発生もあるかもしれないからだ。

 今回は、A氏とも日程が合ったので二人で出かけることになった。

 日の出時刻の少し前、車止めに到着。

 5時20分台で、周囲は薄暗い。

 身支度を整えているうちに明るくなってきた。

 さあ、マイタケ君たちはどうなっているのか、ワクワクしながら登山道を歩き出す。

       整備された登山道

 先週からそうなのだが、登山道の下草刈りをしてくれたようで、非常に歩きやすい。

 これがないと、朝露が身体にまとわりついてずぶ濡れになってしまうところだ。

 秋の登山シーズンに向けての配慮なのだろうが、キノコ採り人にとってもありがたい配慮だ。

 例によって川を渡り、野生の領域に足を踏み入れる。

 お彼岸の豪雨で、前回までは増水気味だった渡渉点も、ほぼ平年並みまで水位が下がっていた。

 さあ、マイタケは、どんな按配か。

 ミズナラの森では、残念ながら、発生なし。

 奥に進んで、見置きの株の様子は、

       小さいけれど

       食べ頃に育っていました

 最低限度の収穫はあったけれど、次への希望が見えないのが残念。

 「尾根に登る?」

 「今回パス。任せた。」

日ごろの運動不足というのもあるけれど、ここまでの結果から、どうにも気力が湧かないので、尾根のキノコはA氏に任せる。マタギは、裾野に生えているミズナラを当たってみたけれど、気配はなし。

       採り場はこの上に広がる

 しばらくしてA氏が降りてきた。

「どうだった?」

「人、入ってるね。ただ、奥の方には入っていない感じ。」

 話を総合すると、尾根でもマイタケの発生は始まったようだが、既に採られた跡があった。奥部を探った気配はなかった、ということ。

 じゃあ、また来なければならないな。

 次は、いよいよ最奥の採り場かな。

       わずかに色づき始めた森

       帰り道に見つけた小株

 徐々に秋が深まり始めたのが分かる。

 例年よりも遅れ気味だけれど、本番は、これから必ずやってくる。

 そんな思いを強くさせられる山行になった。

       本日の山からの戴き物

 山の神様、また遊びに来ますね。

 その時にも、よろしくお願いいたします。



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