前回のマイタケ採りから四日後、再びキノコ山を訪ねてみた。
ちょっと早すぎる気もするが、見置きしてきた『マメ』のマイタケが、そろそろ食べ頃になっていると思うし、新たなマイタケの発生もあるかもしれないからだ。
今回は、A氏とも日程が合ったので二人で出かけることになった。
日の出時刻の少し前、車止めに到着。
5時20分台で、周囲は薄暗い。
身支度を整えているうちに明るくなってきた。
さあ、マイタケ君たちはどうなっているのか、ワクワクしながら登山道を歩き出す。
整備された登山道
先週からそうなのだが、登山道の下草刈りをしてくれたようで、非常に歩きやすい。
これがないと、朝露が身体にまとわりついてずぶ濡れになってしまうところだ。
秋の登山シーズンに向けての配慮なのだろうが、キノコ採り人にとってもありがたい配慮だ。
例によって川を渡り、野生の領域に足を踏み入れる。
お彼岸の豪雨で、前回までは増水気味だった渡渉点も、ほぼ平年並みまで水位が下がっていた。
さあ、マイタケは、どんな按配か。
ミズナラの森では、残念ながら、発生なし。
奥に進んで、見置きの株の様子は、
小さいけれど
食べ頃に育っていました
最低限度の収穫はあったけれど、次への希望が見えないのが残念。
「尾根に登る?」
「今回パス。任せた。」
日ごろの運動不足というのもあるけれど、ここまでの結果から、どうにも気力が湧かないので、尾根のキノコはA氏に任せる。マタギは、裾野に生えているミズナラを当たってみたけれど、気配はなし。
採り場はこの上に広がる
しばらくしてA氏が降りてきた。
「どうだった?」
「人、入ってるね。ただ、奥の方には入っていない感じ。」
話を総合すると、尾根でもマイタケの発生は始まったようだが、既に採られた跡があった。奥部を探った気配はなかった、ということ。
じゃあ、また来なければならないな。
次は、いよいよ最奥の採り場かな。
わずかに色づき始めた森
帰り道に見つけた小株
徐々に秋が深まり始めたのが分かる。
例年よりも遅れ気味だけれど、本番は、これから必ずやってくる。
そんな思いを強くさせられる山行になった。
本日の山からの戴き物
山の神様、また遊びに来ますね。
その時にも、よろしくお願いいたします。
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