山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

ドキドキの塩漬け開始!

2020年05月16日 | 山菜料理
 ああ!山遊びは楽しかった!!
 それでは、早速、山菜料理屋の調理と下ごしらえを開始します。まずは、簡単な所からいってみますね。ウルイのおひたし(後ほど酢味噌和えになる予定)。

 ・茎の隙間の汚れを丁寧に落とします
 ・熱湯で茹でて(今回は3分強)
 ・水にさらして暫く置く
 ・水を切ってから切り分ける

 ※盛り分けてから酢味噌を乗せる予定です

続いてワラビのアク抜き

 ・ウルイで使ったお湯を再沸騰させて、ワラビを投入
 ・すぐに火を止める
 ・重曹小さじ1ぐらいを回しかけて、ワラビを裏返す
 ※この割合にも諸説があります。マタギの場合、ワラビの量に関係なく、水3リットルに重曹小さじ1ぐらいでやってます。
 ・鍋に蓋をして、1昼夜待ちます

 ※丸1日待つとアクが抜けます。
 ※そこから2~3回水を入れ替えて、半日ぐらいで美味しくいただけるかな

 さあ、いよいよ本命です。と言いつつ簡単なんですがね。

  ≪ウドの塩漬け≫

 下ごしらえの部・・・だけか

 ・ウドを洗って汚れを落とす

左が塩漬け用です

 ・桶の底に食塩を敷きます

底が見えなくなるぐらいに
 ・なるべく平らになるようにウドを敷き詰めます
 ※マタギの場合、長い物で外側を囲んで、短いやつを中央に敷いていきます

こんな感じ

 ・塩を降り積もらせます(かなりたっぷり)

塩をケチらないで!

 ・これを繰り返します

敷き詰めて

降り積もらせて

落とし蓋をして

重しを乗せます
 ※明日辺りには、水が浮いてきて、重しが沈んでいく予定
 ※そうしたら、重しを軽くして蓋をして保管します

 うまくいくといいな。
 この調理は、半年とか1年とか過ぎてみないと、できが分からないものなので、すごくドキドキします。でも、開けるときのワクワク感も楽しいんですよ。
 それでは君たちも、しばしの間、さようなら!・・・次に会えるのは冬かな?
 これで、乾燥、冷凍に続いて、塩漬け保存も始まりました。1年分の楽しみが徐々に蓄えられていきます。
 ・・・って、ウドの料理、まだやっていないんじゃない?

 To be continued!