真夜中、扉の奥から音がする。
サー、サー・・・。 ピチャッ、ピチャッ。 サー、サー・・・。 ピチャッ、ピチャッ。
この音は、何?
気になる。
扉の奥を覗いてみたい。
しかし、その正体を知ったとき、自分の人生が終わる。
そんな予感がしてならない。
どうする。 気づかないふりをしているか。
しかし、どうしても見たい知りたい!
そうっと、扉を押して、覗いてみると、
ぎゃあああ~!!!
みたいな話ってあるよね。
今回挑戦するのは、そういう心境に近い想いで作った料理です。
それでは、木曜マタギ劇場の始まりです。
今回の料理の表面上の主役は、こちらです。
豚タンさんと
豚ハツさん
一昨日の焼肉の残りです。
量が多かったので、かなり残りました。
でも、家族からは、大変好評だったので、今日も焼き肉にします。
これだけなら、ホラー劇場にはなりません。
このドラマの真の主役は、
3種の調味料
奥にあるのは、先日の料理でも好評を博した焼肉のタレ。
手前、左側がT氏からもらった、令和6年度版の南蛮ダレ。
右側が、先日作ったヤンニョム。
本日の料理では、このタレが真の主役です。
このタレを焼肉に使うとどうなるかを確かめたいんです。
で、前回同様に準備を進めます。
・食べやすいであろうレベルの薄切りにして
・塩と胡椒で下味をつけます
・馴染むようによく混ぜます
・暫くベンチタイム。ここまで、前回と同様
ここでタレを絡めるという手もあります。
しかし、前回のヤンニョムチキンで痛い目に遭っているので、今回は、食べる直前に『付ける』ことにしました。
『漬ける』は、もうあり得ません。
焼いて
盛って
3種のタレを用意して。
やっぱり旨い人気のタレ
南蛮タレは、もうひと味欲しいですね
塩か砂糖か、迷うところなんですけど、旨みが加わると、まだまだ美味しくなる感じ。
そして、
ヤンニョムです
恐る恐るちょっとだけ付けてみたけど、かっら~い!!!
だけど、絶対美味しくなる!
これは、先日見た映画の主人公ですね。扉の奥に潜んでいたのは、
「ダイヤの原石だ!」
本人にも分かっていないけど、使いようによっては調味料の王子にでも大変身しそうな素材です。
現時点では、残念ながら使い道が分からない。
原作者のT氏にこの話をすると、
「南蛮ダレは、漬物や煮物に合う。今だと、白菜漬けに使うと、すごく旨い。」
なるほど。確かに合いそうだ。
「南蛮粉はよ、熱いものには使わね方がいい。汗、止まんねぐなっさげ。」
それも、納得いく返答。
じゃあ、何に使ったらいいんだ。
「まあ、納豆とか、汁とかにちょっとだけかけてな・・・。」
ふむふむ、どうも原作者も持て余す辛さのようだ。
これは、一筋縄ではいきませんね。
1年間かけて、このダイヤの原石に磨きをかけていくことにしましょう。
・・・時間はたっぷりある。 きっと、素敵な使い道が見つかるだろう。
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