我が家のフジの花が、
ほぼ満開になりました
花穂も伸びて半分以上開花
このことが意味するのは、遥かに離れたT川の山菜も最盛期を迎えるということ。
この法則は、山形県の温暖化が進んでも変わらない感じ。
いよいよ、T川も本番ですよ。
本日も同行するのはT氏。そして、去年の秋以来のA氏。
3人で行動するのは、1年ぶりだ。
年々老境に近付いている3人だが、こうして今年も同行できるのは、何よりも喜ばしいことだ。
「やっぱり、クワダイ(イヌドウナ)欲しいね。」
「俺も。他はいらないからクワダイ。」
車中でA氏と近況報告しあいながら、本日の目標も確認しあう。
途中から合流したT氏も、
「今日はクワダイ。」
と言う。
この山菜、キク科の多年草(?)で、独特の風味があるせいか、コゴミやワラビみたいなメジャーではないのだが、その美味しさを知ってしまうと病みつきになる魔力を持っている。
そして、我が家のフジが花盛りと言うことは、T川のクワダイも盛りと言うことなのだ。
「先週当たれねっけ斜面な。」
「まず、あそこまで行ってから、次、考えっぺ。」
先週の目的地は、下流のコゴミ畑。 今週はクワダイが目的だから、上流の斜面をめざすことになった。
その辺は、何十年と一緒に通っている3人だから、余計な説明はいらない。あそこと言えば、あのクワダイパラダイスの斜面に決まっているのだ。
あの斜面を登る
そこは、
クワダイが
いくらでも生えている
正にパラダイス
コゴミも生えてるね
でも採りません。
フキも大きくなってきた
でも採りません。
欲しいのは、先の尖った貴婦人のような
クワダイだけ。
「つい採り過ぎてしまった」と言うA氏はリュックに詰め替え
マタギは、ものの15分で打ち止め。
出ている山の幸を観察しながら散策します。
おや? あれは?
ウドですね
初物につき、ゲット。
ついでに、木の枝につかまりながら崖を下って、
これも初物なので
ウルイ(オオバギボウシ)もゲット。
ついでのついでに、
せっかくアイコも出てるからゲット
何だか、品数が増えてきましたよ。
でも、このぐらいなら何とかなるよね。
これでも、自制したんです。
ゼンマイもちょうど盛りだったけど手を出さず、ミズも大分大きくなってきたけど手を出さず、帰宅後の下処理に困らないくらいの収穫です。
・・・まあ、このほか、フキノトウの雌花とシドケも少々もらってきたけど、何とかなるでしょう。
まだ、午前6時半前なんだけど、もう十分です。
T氏もA氏も同じ心境のようです。
ああ~、面白かった!
収穫もさることながら、今年もこの3人で山遊びを堪能できたことが何よりも嬉しい。
自然界からの恵みと、我々の健康に乾杯!
山の神様、本日もというか、今年もありがとうございました。
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