河童アオミドロの断捨離世界図鑑

ザスドラス博士の弟子の河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

海辺のキリン 連載4

2009年12月21日 | Next Time/Next Place
チュニジアの夜は闇だった

セパゾン、ジアゼパム、パレルオン(パルレオンが正しい)、ハルシオン、ルボックスを
ボリボリかじりながら、焼酎のお湯割りで流し込んだ

繭の色は薄くなりどんどん外にひろがり
ほぼ成層圏まで達した時
僕は気づいたんだ

フンコロガシは自分であり自分とフンコロガシの命は
同じものなのだと

フンコロガシと自分は光ファイバーのようなものでつながっていて
フンコロガシと地球も光ファイバーでつながっていた
成層圏から見る地球は光の織物のようだった