河童アオミドロの断捨離世界図鑑

ザスドラス博士の弟子の河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

青の薬を飲んでから

2010年02月01日 | Next Time/Next Place
「青の薬」を飲んでから体の具合が悪い

自分は現実に生きているのか
ブログの中に生きているのか
それとも、ブログのそのまた中に書かれているストーリーの
登場人物なのががわからなくなってきた

テーブルの上には
半分溶けた「青の薬」のカプセルと

『大凶。あなたの人生は完全に失敗でした。』

と書かれた茶色い巻紙がある

そうだ、今度、洗足池にもぐってみよう
池の底に河童の父さんが居れば、これは現実だ
ということは帽子屋も三月ウサギもどこかに存在している

すっかり大都市になったバンコクの地平に
超高層ビルの赤いライトが点滅している
これも幻なのだろうか


春よ来い

2010年02月01日 | Next Time/Next Place
いつものように昼頃起きる
外に出るのもめんどうなので
インスタントコーヒーとセブンイレブンのパンで済ませる
昼過ぎに眠くなってくるので居眠りをすると
起きると夕方になっている
外にでるのもめんどうなので
缶ビールとセブンイレブンのインスタントラーメンで済ませる
夕方からはインターネットが遅くなるので
深夜から明け方にインターネットにつなぐ
気づくと朝になっているので寝る

これって、無職でうつ病になりかけのひきこもりのオタクではないのか

気温が30度を下回っていて、ゆるい風の吹く日などは
日本の春のような錯覚を覚える

春そのものより「もうすぐ春が来るな」と思える瞬間のほうが
旅行そのものより、旅行の前の瞬間ほうが
わくわくして幸福である
現実の中に居るよりも、現実のちょっと手前が楽しいのかもしれない

モモヒキ・サムエルスンの言葉

2010年02月01日 | Next Time/Next Place
貧乏でも幸福であれば良い

一億円の預金通帳を握りしめて不幸なのは悲しい

ロボットでも幸福そうに見えれば彼は幸福なのである

今の幸福に気づかないアンドロイドは不幸である


モモヒキ・サムエルスン
(2095年~2125年)
ウィーン後期耽美派作家。
自ら操縦する1517型セスナでジブラルタル海峡上空で行方不明になったとされる。