河童アオミドロの断捨離世界図鑑

ザスドラス博士の弟子の河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

90歳の老人がいつまで生きてるつもりだ

2016年06月22日 | ZIZY STARDUST
「90歳の老人がいつまで生きてるつもりだ」
とか大臣が発言したらしい。
この言葉自体にはなんの偏りも無いが、
受け手側によっては、
老人を侮辱しているように感じる人もいて、
その通りだと同感に思う人もいるらしい。

たぶん
「貯金は墓場に持っていけないから生きている間に有効に使おう」
とかいうのが真意のようだが、そうは受け取れない人も多くいる。

言葉自体には何の感情も無いが、
受け手側で解凍されて、色々な感情を生み出すので、
結局は解凍する側の性能しだいなのだろう。
言葉に余分な意味を付け足しているのは、
発信者より受信者のほうかもしれない。

コピーライターやベストセラー作家はその辺がよくわかっていて、
読み手の自尊心をくすぐったり、逆なでしたり、
文章に仕掛けを組み込むからよく売れる。

映像などの圧縮データも復元するソフトしだいで、
カクカクして汚い映像になったり、なめらかできれいな映像になる。

悪人も善人も、生きるも死ぬも、クマもタケノコも、
すべて同等の事で何の違いも無い。
それにどういう色を付けるかは本人しだいということだろう。

しかし、世の中が100歳以上の人間だらけになったら大変やがな。
だれが世話するねん。


2016年 八田二郎の夏至の妄想日記より抜粋