河童アオミドロの断捨離世界図鑑

ザスドラス博士の弟子の河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

カフェで飲むコーヒーはこんなにもおいしくて鎌倉で妄想が止まらない

2010年05月28日 | イギリス・アイルランド
「カフェで飲むコーヒーはこんなにもおいしくて
鎌倉はどうですか」

土岐麻子の「鎌倉」をリピートで聞いていたら
妄想が止まらなくなってしまった
妄想竹の生い茂る広い敷地の鎌倉の戸建住宅に住みたい

現実の裏山ではツタの茂みでウグイスが鳴いている
これも幻聴なのか
季節は春に戻ったのか
そろそろエアコンとストーブをつけよう
5月だし「冷房の28度」がちょうど良い暖房なのか
これって冷房?暖房?

しばらく窓もドアも開けてないが
一週間ドアを開けてないとゴムが密着してほんとに開かなくなるから危ない
外はすっかりツタに覆われた頃だろう

そろそろ食料も無くなってきた
今の日本では食料不足で餓死はしないが
ひきこもりで外に出なくて餓死というのは有りえるなあ

どこかの国では国民が餓死寸前でも
魚雷を発射してるし
国全体が妄想状態なのだろうか

国全体というより元々世界は生きてるような気がする妄想なのだ

宅配便から何回も
「お宅の住所と建物は地図にのってません」
と電話がかかってくる
届けに来る人は
「ここ初めて配達する住所なもんで」
と言ってるが今まで5回は配達に来てる人である

あまりに心配なので市役所に電話をしてみた
「私は本当にこの世に存在してるのですか」
と言ったところ
受付けた人はしばらく無言になって電話を切った
ちょっと言い方がまずかったか

確かに隣は霊柩車が10台ほどあるだけで今まで一度も人の姿を見たことが無い
その隣は廃屋だし
向かいは廃業したスナック
1階は廃業した店舗
裏はツタの崖だ

そういえば
このアパートの入り口にはいつも両側に塩が盛ってある
ひょっとしてこのアパートに住んでるのは私一人なのか
いや、私自身が空想の産物なのか
やけに気温が低いし

たしか映画のシックスセンスがこんな話だったような・・・

武蔵小杉の不動産屋にて

2010年05月27日 | イギリス・アイルランド
今の四畳半の部屋じゃ狭すぎる
電車の音もうるさいし

思い切って鎌倉にでも引っ越すか
海と緑に囲まれた広い部屋で彼女との新生活

そういえば昨日、彼女はあれっきり帰ってこなかったなあ
サーファーの彼女が溺れるはずないし
きっと帰り道を間違えたんだろう
人の道を踏み外してるのはむしろ僕のほうだけどな

まずは新居探しだ

「かまくらに引っ越したいんですけど」

「今もう五月ですよ、かまくらなんか無いですよ
ありゃ冬だけのもんですよ、しかも北のほうの」

「神奈川のかまくらですよ、滑川の流れている」

「そりゃ富山だ、滑川あそこなら五月でもかまくらが
あるかもしれませんなあ、海も近いし
富山支店に電話入れておきますよ」

そうして僕はJRの切符を買って富山に向かった
江ノ島で5時間昼寝して左側だけ日焼けした体が焼けるように痛い
内側からズキズキ痛むのはまるで心の痛みのようだ

しかし、彼女は10個のサザエを自分一人で食べたのだろうか
5個は僕のもののはずなのにずるい女だ

ひとりぼっちで飲む車内販売の紅茶はまるでコーヒーのように黒くて苦かった

「あっ、お客様すみません間違えました、こちらが紅茶になります」


初夏、江ノ島にて

2010年05月27日 | イギリス・アイルランド
彼女がこっちを見ながら遠くで叫んでいた
笑顔で手を振っていたから
きっと何かうれしいことを見つけたんだろう

僕はさっきめめくらげに足を刺されたばかりで歩けないし
両耳に巻貝を押し当てて風の歌を聞いていたから
他人のことなどどうでもよかったんだ
君はいつまでも僕だけの君でいてほしい

彼女はまた叫びながらバッグを持って江ノ電の駅のほうに歩いていった
潮風にかき消されてよく聞こえないが

「貝いりますかー?」

と言ってるようだ
今度は両手を広げて振ってる
貝を10個も買うつもりか

「好きなようにしろよー」

聞こえたかな、けど10個は多いなあ
ビールのおつまみに駅前でサザエでも買ってきてくれるのか
僕の事だけ見てくれる気の利く子だなあ

今日も楽しい一日になりそうだ
カフカをもう一ページだけ読んで
彼女が戻ってくるまで一眠りするか
初夏の風が心地良い

かまくら

2010年05月26日 | イギリス・アイルランド
かまくら

かまくらはどうですか
中は寒いですか
夏はどうするのですか
餅は焼きますか

安倍川あたりで磯辺焼き
網のこげつき落ちにくい

かまくらはどうですか
中はあったかいですか
夏は溶けますか
家賃は取りますか

滑川市まで行きすぎて
ホタルイカが目にまぶしい

お正月といえば
かまくらを囲んで
お雑煮を食べながら
歌留多をしていたものです

春よ来い
春よ来い
春よ来い
春よ来い


かまくらに住みたい

土岐麻子/鎌倉

2010年05月26日 | イギリス・アイルランド
鎌倉/土岐麻子 歌詞:御徒町凧

手のひらに光る風
夢を見てすぐ忘れ
東京に疲れたと口をつく気まぐれに
カフェで飲むコーヒーはこんなにもおいしくて

鎌倉はどうですか
何も変わりませんか
私は相変わらずです
風が吹いています

隙間からしのび寄る
感傷をもて遊び
この街も暮れてゆく
誰かの事を忘れてく
散歩道変えてみた
メロディにだまされて

鎌倉はどうですか
海はやはり良いですか
私は相変わらずです
猫が見ています

滑川行き過ぎて
サーフボードに伸びる影

鎌倉はどうですか
何も変わりませんか
私は相変わらずです
風が吹いています


2010年風はっぴいえんどサウンド
歌詞が聞きたくて思わずダウンロード購入
バンコクより鎌倉に住みたいなあ
久しぶりにサーフボードでも磨いてみるか
ってサーフィンやったことないし
サーフボードなんか見た事も無い



イツイッター

2010年05月26日 | イギリス・アイルランド
iPod用のアプリとして
「イツイッター」というのを開発しようと思う
最近高齢化が進んでみんなボケているので仕事の打ち合わせでも
「請求額100万円」
「そんな事いつ言った?」
「交通費実費5万円」
「そんな場所いつ行った?」
ともめるので
それをネット上で言った言わないのリアルタイム言い争いをするアプリ
第三者も乱入しすぐ炎上する
そういうアプリを作りたい

ただの掲示板か


つげ義春

2010年05月26日 | イギリス・アイルランド
80年代以前には60年代70年代という時代があったわけで
なぜか家にガロとかの漫画本が大量にあったので
(たぶん近所に住んでいた変なおじさんが毎月買っていたらしい
その変なおじさんは今でも頭が変らしい)
ほかにもビートルズやストーンズのレコードも有ったようだが
興味が無かったのでほとんど聞いていない
半分に割った青りんごが回っているのがおもしろかった

それらにも影響を受けているに違いない