見た目はもっと黄色なのだが、写真にすると白い。
黄梅はあまりないようだから、これは白梅なのだろう。
「願はくは花の下にて春死なむ その如月の望月のころ」
平安末期から鎌倉時代前期の歌人、西行法師の和歌。西行は天皇御所を護衛する北面の武士だったのだが、若くして出家した。貴族政治から武家政権に移行する動乱の時期、北面の武士の同僚には平清盛がいたと言われている。源頼朝に鎌倉御所に招かれ談和し、帰りに金で作った猫の置物を貰ったのだが、道で遊んでいる子供に与えたという逸話もある。
西行法師は、この和歌のとおり2月16日に亡くなっている。旧暦だろうから今の新暦にすれば3月下旬から4月上旬ぐらいだろう。桜の花のもと満月の光を浴びながら旅立った西行法師は、本望だったのではないかと思う。道を究めた人というのは、自分の生死さえ操ることができるのだろうか。
「梅は咲いたか 桜はまだかいな」
どどいつの小唄、梅が咲き気温が少しづつ上がっていき桜が咲く、今年もそろそろ春が来る。
黄梅はあまりないようだから、これは白梅なのだろう。
「願はくは花の下にて春死なむ その如月の望月のころ」
平安末期から鎌倉時代前期の歌人、西行法師の和歌。西行は天皇御所を護衛する北面の武士だったのだが、若くして出家した。貴族政治から武家政権に移行する動乱の時期、北面の武士の同僚には平清盛がいたと言われている。源頼朝に鎌倉御所に招かれ談和し、帰りに金で作った猫の置物を貰ったのだが、道で遊んでいる子供に与えたという逸話もある。
西行法師は、この和歌のとおり2月16日に亡くなっている。旧暦だろうから今の新暦にすれば3月下旬から4月上旬ぐらいだろう。桜の花のもと満月の光を浴びながら旅立った西行法師は、本望だったのではないかと思う。道を究めた人というのは、自分の生死さえ操ることができるのだろうか。
「梅は咲いたか 桜はまだかいな」
どどいつの小唄、梅が咲き気温が少しづつ上がっていき桜が咲く、今年もそろそろ春が来る。