全治、最短で2週間といわれた骨折。
14日経ってしまった。
全治しているはずなんだが、まだ足にはギプスついてるし、
部屋には松葉杖がデーンとある。
最短コースでいけなかった・・・・敗北感はヒトをだらけさせる。
運気を上げるために、まだまだ動かしてはいけない足にムチうって
家の掃除をしまくった。
それがいけなかったのか。
痛くないじゃん、といって患足を地面につけまくった。
体重かけなければ大丈夫だと思ってた。
それがいけなかったのか。
カルシウムとマグネシウムとビタミンDとビタミンKとビタミンCと
コラーゲンとタンパク質をたっぷりとった。
これだけとったんだから、ちょっとぐらいいいかな、とハーゲンダッツも食べた。
それがいけなかったのか。
残念ながら、ライヴを2発も飛ばすことになった。
ひとつは、暴発必須のパンクバンドだからいた仕方ない。
でももうひとつはやる気満々だった。
しかし、ステージ、楽屋状況、転換状況、などなどを考えると
仲間に多くの負担を強いなければ実行不能だ。
私が演奏しないくらいだったら、たいした負担ではないのが現実だ。
そこまで緻密なアレンジと完全再現性にこだわるバンドではない。
勢いとエネルギーと楽しさしか褒められたことがない。
自分が踊れなくてどうする。
そのことによるストレスは食って紛らわすしかない。
それが、凡人の凡人たる証なのだから。
自分で買い物にいけないので、たまたま東京にいた相方に食料調達を頼んだら、
とんでもなく贅沢な昼ご飯を用意してくれた。
かなりストレスたまってひねくれた状況なので、
嬉しい!やったー!と思う前に心に浮かんだのは、
「そんなに盛大に作ってくれても私はゴミ出しすることすらままならないんだよ・・・・」という
切ない想いだったことは内緒にしておこう。
でも美味しかった。
美味しすぎた。
私の骨のために考えぬかれたメニュー。
さらには、「なんか桜エビが食べたい」といったワガママに対し、
当然みつからなかった彼は、同じピンク色をした
マグロの中落ちを買ってきれくれた。
これには正直驚いた。
だって、私は本当はピンク色のものが頭に浮かんだので、
「桜エビ」と後づけでリクエストしたのだったから。
そうして出来上がった、ピンク色を交えた丼は
華やかで美味しくて絶大にカラダによさそうなものだった。
そしてふたりで3号の飯をペロリと平らげてしまった。
やっぱり食べ過ぎやろ。
明日は雨じゃなかったらバス亭まで歩いてみようかと思ってる。
(つづく)
納豆、イカオクラ、塩昆布豆腐、とろろ芋、モヤシ、モロヘイヤ、つるむらさき、ネギトロ
ここに刻み海苔をかけて食べました。ピンクを強調したかったので、海苔ナシの画像です。